障害者マーク

更新日:2018年03月19日

各種のマークについてご案内します。

障がい者に配慮した施設であることや、聴覚障がい、内部機能障がいのような見かけでは分からない障がいが有ることを示すマークが、国際機関や各団体によって作られています。

それぞれのマークの意味を正しく理解し、街でこれらのマークを見かけた際には思いやりをもって行動しましょう。

障がい者のための国際シンボルマーク

(イラスト)障害者のための国際シンボルマーク

障がいをもつ人々が容易に利用できる建物、施設であることを明確に示す世界共通のシンボルマークとして、1969年に国際リハビリテーション協会により選択されました。デザインは車椅子が元になっていますが、全ての障がい者を対象としています。

このマークを個人の車に表示することは本来の趣旨と異なっていますが、一般的には障がい者が乗っているという意味で利用されています。ただし、駐車禁止を免れる、もしくは障がい者専用駐車場に止めるための証明としての効力はありませんので、ご理解の上使用してください。

関係機関 財団法人日本障害者リハビリテーション協会

身体障害者標識(障害者マーク)

(イラスト)身体障害者標識

このマークは道路交通法に定められているマークで、肢体不自由であることを理由に免許に条件を付されている方が車を運転する場合、このマークを車の前後に付けるように努めることとなっています。

一般の運転者は、このマークを付けた車に対して幅寄せや割りこみをすることは禁止されています。

問い合わせ先 各警察署交通課

聴覚障害者シンボルマーク

(イラスト)聴覚障害者シンボルマーク

このマークは聴覚障がい者の方であることを表す国内で使用されているマークです。耳が不自由であることは見かけでは分かりにくいため、自己表示するために考え出されたマークです。

話をするときにこのマークを提示してゆっくり話すことや手話、筆談を求めたり、各種の申請書類や預金通帳、診察券などにこのマークのシールを貼り、呼び出しの時に配慮を求める場合などに使用されています。

また、各種窓口ではこのマークを表示し、聴覚障がい者とのコミュニケーションに配慮した応対をするように努めています。

関係機関  社団法人 全日本難聴者・中途失聴者団体連合会

聴覚障害者標識(障害者マーク)

聴覚障害者標識

このマークは聴覚に障がいのある方が運転する車に表示するマークです。

この場合、他の自動車の運転者は、マークを表示した車に対する幅寄せや割り込みが禁止されています。

関係機関 各警察署交通課

視覚障害者のための国際シンボルマーク

(イラスト)視覚障害者のための国際シンボルマーク

このマークは、視覚障がいを示す全世界共通のシンボルマークです。世界盲人連合において定められたもので、手紙や雑誌の冒頭部分、または、歩行用にも自由に使用できるとされています。また、横断歩道でこのマークが付いた歩行者用信号ボタンがある信号機は、視覚障がい者が安全に渡れるように歩行者用の信号時間が長めに調整されています。

関係機関  社会福祉法人 日本盲人福祉委員会

オストメイトマーク

(イラスト)オストメイトマーク

人工肛門や人工膀胱を使用している方(オストメイト)のための設備があることを表すシンボルマークで、「オストメイト対応トイレ」があることを示すために多く用いられています。トイレの入り口、施設内の案内誘導プレートなどに表示されています。なお、オストメイト対応トイレとは、排泄物の処理、腹部の人工肛門周辺の皮膚や装具の洗浄などが容易に出来るように整備されたトイレです。

関係機関  社団法人日本オストミー協会

ハートプラスマーク

(イラスト)ハートプラスマーク

「身体内部に障がいを持つ人」を表しています。身体の内部(心臓、呼吸器、腎臓、膀胱、直腸、小腸、免疫)に障がいがあっても外見からは分かりづらく、社会的な理解が十分でないために様々な誤解を受けることがあります。このマークを着用されている方を見かけた場合は、携帯電話の使用を控えたり、公共交通機関での優先席の利用や、席を譲るなどの配慮が必要です。

関係機関  特定非営利活動法人ハート・プラスの会

ほじょ犬マーク

(イラスト)ほじょ犬マーク

このマークは、身体障害者補助犬を啓発するためのもので、補助犬を受け入れる店舗や施設の入り口などに貼られています。身体障害者補助犬とは、盲導犬、介助犬、聴導犬のことを言います。

「身体障害者補助犬法」が施行され、現在では、公共の施設や交通機関はもちろん、デパートやスーパー、ホテル、レストランなどの民間施設でも身体障害者補助犬が同伴できるようになりました。補助犬は決してペットではありません。身体の不自由な方の身体の一部として働いており、社会のマナーもきちんと訓練され、衛生面でも管理されています。このマークや補助犬を連れている方を見かけた場合は、ご理解、ご協力をお願いします。

関係機関  厚生労働省社会参加推進室

ヘルプマーク

ヘルプカード

外見から分からなくても援助や配慮を必要としている方が、周囲の方に知らせることができるマークです。

このマークを身につけた方を見かけた場合は、思いやりのある行動をお願いします。

子ども車いすマーク

子ども車いすマーク

「子ども車いすマーク」は、「子ども用車いす」や「病気や障害があってベビーカーでしか移動できない人が使用しているベビーカー」、その利用を認めている施設の入り口などに表示されています。

ベビーカーと間違えられがちですが、「車いす」と同じように畳む必要はなく使用できるものです。外観では、ベビーカーと判別しにくいため、様々な誤解を受けることがあります。そのような方が、周囲に配慮を必要としていることを知らせ、援助が得やすくなることを目的としたマークです。このマークを携帯している方や建物の入り口などでこのマークを見かけた場合は、ご理解をお願いします。

この記事に関するお問い合わせ先

障がい支援課 障がい支援係
〒470-2192 愛知県知多郡東浦町大字緒川字政所20番地
電話番号:0562-83-3111
ファックス:0562-83-9756

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