段ボールコンポスト

更新日:2016年03月01日

段ボールコンポストで生ごみ減量!

段ボールコンポストで堆肥を作ろう

私たちの生活から出るもえるごみの約30パーセントが生ごみです。ごみの減量化を進めるため、町では様々な取り組みを進めています。生ごみを堆肥として活用する手法のひとつであり、家庭で手軽に始められるエコな取り組みとして「段ボールコンポスト」をご紹介します。

段ボールコンポストとは?

段ボールコンポストとは、段ボール箱を利用した生ごみ処理容器のことで、段ボール箱の中に土壌改良材を入れ、好気性(酸素を必要とする)微生物の力によって生ごみを分解し、堆肥(肥料)を作るものです。段ボールを容器として使うことによって、生ごみの水分を蒸気として抜き出す効果と中の好気性微生物に酸素を供給して生ごみを分解させる効果があります。

ダンボールコンポストには、他の生ごみ堆肥化手法(コンポスト、EM菌及び電気式処理機など)と比較して、以下のようなメリット、デメリットがあります。

(写真)段ボールコンポストの写真

<メリット>

  • 生ごみの水切り不要
  • 庭がなくても取り組むことができる。
  • 臭いが少ない。
  • ホームセンター等で入手可能な材料で、 取り組みが可能で、材料費が比較的安い。
  • 焼却ごみの減量

<デメリット>

  • 段ボールが破損しやすい。
  • 雨にぬれない場所の確保が必要であり、 置き場所が限定される。
  • 虫の発生を完全に防ぐことは難しい。
  • かく拌など、手間がかかる。
     

モニターアンケート結果

町では、段ボールコンポストの有効性を検証するため、ごみの分別と減量をすすめる会の推進員のみなさまにご協力いただき、モニタリング調査を実施しました。

モニタリングの結果から、「環境問題に対する意識が高まった。」「ごみを出す量が減った。」という意見が寄せられました。

モニターアンケートの結果は、以下のPDFファイルをご覧ください。

段ボールコンポストの作り方

モニターアンケートの結果から、段ボールコンポストに取り組むには虫の発生や手間が掛かる、雨にぬれない場所の確保等の課題があり、誰もが手軽に取り組めるものではありませんが、生ごみ減量に一定の効果があると期待されることから、今後、広く普及していきたいと思います。

段ボールコンポストマニュアルを参考にぜひ一度チャレンジしてみてください。

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