3月の自然環境学習の森日記

更新日:2018年05月22日

27日(火曜日)

竹灯篭を作ろうを開催しました

3月の下旬となり、今年は既に桜(ソメイヨシノ)が満開になっているなど、とても暖かい春らしい日に里山保全活動(竹灯篭を作ろう)を開催しました。東浦町は、毎年4月の第3土曜日に「於大まつり」を開催しており、その前日の夜には於大まつりを盛り上げるため、東浦竹灯篭の会が主催して竹灯篭の展示(宵まつり)を開催しています。今回の活動は、宵まつりに展示する灯篭を作りました。竹灯篭づくりは、まず60センチメートル程度に輪切りした竹に彫る模様の型を選ぶ作業からスタートです。星や花の型だけでなく、複雑な模様の型もあり、自分が彫りたい模様を選び作業開始です。模様の型に合わせて鉛筆やマジックで線を引き、キリ等の道具を使い竹に穴を空け、ジグソーという電動ノコギリを使って模様を切り取ります。これが意外に難しいですよ。参加者は、竹灯篭の会の会員に竹を支えてもらいながら頑張って彫っていました。

1時間程度で作品を完成させる参加者もいれば、複雑な模様にチャレンジして時間内に終わらなかった方もいました。最後に出来た作品を持って記念撮影を行い、活動は終了です。

里山の春の陽気な天候の中、気持ちよく作業することができました。

集合写真
作成

参加者の親子が楽しく竹灯篭を作っています。

ジグソーを使って上手に彫ることができたかな。

4日(日曜日)

アシ原の保全活動を行いました。

東浦自然環境学習の森では、休耕田跡地が草地となっており、アシ原が広がっています。アシ原には、カヤネズミやオオヨシキリ、トンボなどの多種多様な生き物の繁殖する場所となっています。冬には、枯れたアシを刈り取りして、屋根材や民具等に使用させています。このようにアシ原は、人間だけでなく生き物にも必要な場所となっています。いまでは、ほとんどアシは利用されていませんが、今後も生き物が住む場所として自然環境学習の森では保全活動を行っていきたいと考えています。

いまは、広く寂しい状況ですが、5月になると緑色のアシが生えてきますので、ぜひ見に来てください。

葦原
野焼き後

【保全活動後のアシ原】

枯れたアシを刈り取りし、焼却後の様子です。とてもきれいになりました。これで春になると緑色の色鮮やかなアシが生えてきます。

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