子どもの予防接種

更新日:2023年03月15日

予防接種は、感染症から身体を守る大切なものです。必要な予防接種をすませ、病気を未然に防ぎましょう。

 平成26年4月1日から、子どもの予防接種法に基づく定期接種を医療機関で実施しています。

遅らせないで!子どもの予防接種と乳幼児健診

コロナ禍でもお子さまの予防接種などの健康管理は重要です。

健康が気になる今だからこそ、予防接種と乳幼児健診は遅らせずに予定どおり受けましょう。

特に赤ちゃんの予防接種を遅らせると、免疫がつくのが遅れ、重い感染症になるリスクが高まります。

予防接種の受け方

  •  生後2か月までに予診票などを郵送します。
  •  MR(麻しん風しん)2期、DT(ジフテリア・破傷風)2期、日本脳炎の予防接種は、対象の年齢時にお知らせします。
  •  転入などで東浦町の予診票がない方は、事前に保健センターで手続きをしてください。

1.予防接種の種類

予防接種の種類によって、接種できる期間が異なりますのでご注意ください。

2.予防接種の場所

3.予防接種を受ける前の注意

  • 母子健康手帳がないと原則的に接種できません。母子健康手帳を必ずお持ちください。
  • 体温は接種する医療機関で測定します。
  • 予防接種用テキスト「予防接種と子どもの健康」を事前に必ず読んでおいてください。
  • 接種前に接種医師が問診や診察(聴診・視診)を全員行います。
  • 予診票の内容を詳しく伺い、必ず保護者の接種の意思を確認します。

4.委任状について

 必ず保護者(父または母)同伴にて接種してください。ただし、就業状況等で同伴が困難な御家庭もあり、祖父母等の親族の同伴により予防接種を行う場合は 下記の委任状を記入のうえ, 予診票とともに持参してください。

5.予防接種を受けることができない人

  • 接種をする医療機関で、体温が37.5℃を超える人
  • 重篤な急性疾患にかかっていることが明らかな人
  • 接種しようとする接種液で、接種後30分以内にアレルギー反応を起こしたことがある人

6.予防接種を受けるにあたって、かかりつけの医師と相談する必要のある人

  • 心臓病、腎臓病、肝臓病や血液の病気などで治療を受けている人
  • 発育が悪く、医師や保健師の指導を継続して受ける人
  • 今までにけいれんを起こしたことがある人
  • 薬などの投与を受けて皮膚に湿疹が出たり、体に異常をきたしたことがある人
  • 予防接種後2日以内に発熱した、または発疹がでるなどアレルギー反応を起こしたことがある人

7.接種間隔

予防接種の種類、接種方法は変更になることがあります。その場合は広報等でお知らせします。

ロタウイルス感染症予防接種について

対象者

ロタリックス(1価ワクチン)

接種期間

出生6週0日後から24週0日後まで

実施方法

27日以上の間隔をあけて2回経口接種

標準的な接種期間

初回接種は、生後2か月に至った日から出生14週6日後までの間

ロタテック(5価ワクチン)

接種期間

出生6週0日後から32週0日後まで

実施方法

27日以上の間隔をあけて3回経口接種

標準的な接種期間

初回接種は、生後2か月に至った日から出生14週6日後までの間

その他

腸重積症の既往歴がある、先天性消化管障害を有する、重症複合免疫不全症の所見が認められる児は対象となりません。

接種後1~2週間は「腸重積症」に注意してください。

関連リンク

日本脳炎予防接種について

国は平成17年5月より積極的な勧奨を差し控えることとしてきましたが、平成22年4月より3才児に対する積極的勧奨が再開し、同年8月より特例として、勧奨差し控えにより接種できなかった9才以上13才未満に対し、1期の不足分として接種できるようになりました。また、政令改正により、平成7年4月2日~平成19年4月1日生まれの20歳未満の方で、1期、2期の接種が行われていない方の接種が可能になりました。

対象者

1期初回・追加

  1. 3才児(令和2年4月2日~令和3年4月1日生)
    初回接種(2回)
    3才児健診でご案内します
  2. 4才児(平成31年4月2日~令和2年4月1日生)
    追加接種(1回)
  3. 1期の接種が完了していない者
    (平成15年4月2日~平成19年4月1日生)20歳未満
    初回接種(2回)または追加接種(1回)

予診票がない方は、保健センターへお問い合わせください。

(注)1、2の接種対象年齢は生後6か月から7才6か月までです。

2期

対象年齢9才以上13才未満

1回接種

小学校4年生になる方へ3月末から4月頃にご案内をお送りします。

特例 2期

平成15年4月2日~平成19年4月1日生まれの20歳未満の方
1期初回・追加接種が終了し、2期接種を希望する方は、保健センターへお申し出ください。予診票を送付します。
 

広域予防接種の申請について

町外にかかりつけ医がいる等の理由で定期予防接種を町外(ただし愛知県内に限る)で接種することを希望する場合は接種する前に、保健センターへ申請してください。

(注)ロタウイルス感染症予防接種、子宮頸がん予防ワクチン接種を希望される場合は、事前に医療機関でワクチンの種類を確認してください。

申請方法

窓口か郵送で手続きが行えます。

窓口の場合は、母子健康手帳と予診票をお持ちください。

郵送の場合は、下記申請書と母子健康手帳の予防接種ページのコピーと予診票を送付してください。

(注)申請ができるのは年度末(3月31日)までの接種分になります。

令和5年4月1日以降の接種分については、令和5年3月23日(木曜日)より申請が可能です。

子宮頸がんワクチンについて

積極的勧奨の再開について

平成25年6月14日、平成25年度第2回厚生科学審議会予防接種・ワクチン分科会副反応検討部会、平成25年度第2回薬事・食品衛生審議会医薬品等安全対策部会安全対策調査会(合同開催)において、ワクチンとの因果関係を否定できない持続的な疼痛が接種後に特異的に見られたことから、積極的勧奨を差し控えておりました。

令和3年11月12日令和3年度第22回薬事・食品衛生審議会薬事分科会医薬品等安全対策部会安全対策調査会において、子宮頸がん予防ワクチンの安全性について特段の懸念が認められないことが確認され、接種による有効性が副反応のリスクを明らかに上回ると認められました。このことから、子宮頸がん予防ワクチンの積極的勧奨の差し控えは終了しました。

接種を希望される方は、下記のリーフレットをよく読み、子宮頸がんワクチンの有効性とリスクをよく理解し、医師と相談したうえで受けてください。
なお、すでに配布してあります接種券については、そのままお使いいただけます。
 

対象者

中学1年生から高校1年生相当の女子

対象の方へは、中学1年生になる3月末から4月頃にご案内をお送りします。

(事情により小学6年生で接種を希望される場合も定期接種となりますので、該当する方は保健センターへご連絡ください。)

(注)中学校2年生から高校1年生の女子の方で接種券を紛失された場合保健センターへご連絡ください。

キャッチアップ対象者(積極的勧奨の差し控えにより接種機会を逃した方)

平成9年4月2日から平成19年4月1日生まれの女子で未接種者

対象の方へはすでに接種券を送付しています。接種券を紛失された方、転入により東浦町の接種券がない方は東浦保健センターへご連絡ください。

積極的勧奨を差し控えていたことにより、接種機会を逃した方が、自費で受けた接種費用を助成します。詳しくは以下のページをご覧ください。

 

 

ワクチンについて

子宮頸がんワクチンには、サーバリックス(2価ワクチン)とガーダシル(4価ワクチン)とシルガード(9価ワクチン)の3種類があります。基本的には1回目に接種したワクチンと同じワクチンで最後まで接種します。

サーバリックス(2価ワクチン)

1か月の間隔をおいて2回接種した後、1回目の接種から6か月の間隔をおいて1回接種します。

ガーダシル(4価ワクチン)

2か月の間隔をおいて2回接種した後、1回目の接種から6か月の間隔をおいて1回接種します。

シルガード(9価ワクチン)

2か月の間隔をおいて2回接種した後、1回目の接種から6か月の間隔をおいて1回接種します。

その他

接種を希望される方で、接種券を紛失された方は保健センターへご連絡ください。

長期にわたり病気のため定期予防接種を受けられなかった人へ

免疫機能に支障を生じさせる重篤な病気にかかっていたり、特別の事情によって定期接種が受けられなかった場合、接種可能となった時から原則2年間、定期接種が受けられる場合があります。詳細は保健センターにお問い合わせください。

この記事に関するお問い合わせ先

健康課 健康係(東浦町保健センター)
〒470-2103 愛知県知多郡東浦町大字石浜字岐路21番地
電話番号:0562-83-9677
ファックス:0562-83-9678

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