8月の自然環境学習の森日記
26日(日曜日)
里山遊び学ぶ塾を開催しました
8月26日(日曜日)にイオンモール東浦で「里山遊び学ぶ塾」を開催しました。このイベントは、平成28年度にも開催しており、第2回目になります。イオンモール東浦の会場から東浦自然環境学習の森を連想してもらえるように、会場にターポリンの幕で春夏秋冬の風景を掲示し、保全活動や生息している生き物を紹介する動画を上映しました。
イオンモール東浦には多くのお客さんが訪れており、前回のイベントよりもたくさんの家族連れで大盛況でした。水辺部会は、カメやアメリカザリガニ、カムルチーなど生き物を展示し、生き物に興味がある子どもたちがたくさん集まっていました。また、竹林部会が行った竹の工作も大変好評で、イベント終了1時間前には、すべての材料がなくなってしまいました。自然環境学習の森クイズもたくさんの参加者が集まり、3種類用意したミニ下敷きも全てなくなってしまいました。
今回のイベントを開催したことで、多くの人に里地里山の環境と自然について興味を持ってもらえたと感じました。
「東浦竹灯篭の会の展示」
カラフルなLEDライトを使用してとてもきれいな展示を行いました。
「自然観察・生き物調査会と環境課のコラボブース」
保全活動団体と環境課がコラボし、自然環境学習の森クイズを行いました。
問題は10問全問正解した人には、ミニ下敷きをプレゼントしました。
22日(水曜日)
気持ちの良い青空です
この日は、天気が良く気持ちの良いほど青がきれいな空が広がっていました。
日常では、空を眺めることも少なくなっていますが、ふと立ち止まって空を見てみるとさまざまな表情をしています。大きな雲が浮かんでいたり、薄い雲が広がっていたり、今回のような海に負けないくらいきれいな青空が広がっていたりとさまざまな表情を見せてくれます。
まだまだ暑く夏真っ盛りのような気候が続いていますが、自然環境学習の森ではアブラゼミやクマゼミのような夏のセミの鳴き声がすくなくなり、ツクツクボウシが鳴くようになってきました。少しずつではありますが、季節が進んでいるのですね。
「ルリタテハ」
まだ、カブトムシがいるか探しているとルリタテハを見つけました。羽の表面にルリ色筋と白い斑点がとてもきれいな蝶です。カブトムシに負けないくらい樹液が好きだそうです。
「オオカマキリの捕食」
アブラゼミが変な鳴き声をしていたので探して見ると、オオカマキリがアブラゼミを捕まえていました。アブラゼミはかわいそうですが、これも自然の摂理です。
9日(木曜日)
カブトムシは「コナラ」よりも「ヤナギ」の木が好きだった。
カブトムシやクワガタムシは、樹液が出る木が好きで、一般的にはコナラやクヌギ、カシ、クリなどに集まります。しかし、東浦自然環境学習の森には、それらの木よりもっとカブトムシやクワガタムシが集まる木があります。それは、ヤナギの木です。ヤナギは、水辺エリアにあり、湿地などの水分の多い土地を好む樹木です。東浦自然環境学習の森には、たくさんのコナラやクリの木がありますが、それよりも数の少ないヤナギの木にたくさんのカブトムシやクワガタムシを発見しました。
東浦自然環境学習の森でカブトムシやクワガタムシを見たいという方は、湿地帯に生えているヤナギの木を探して見てはいかがですか。
【トノサマガエル】
トノサマガエルは、近年国のレットデータブックで準絶滅危惧種に指定されるなど、生息数が減少しています。東浦町でも昔に比べ出会う機会が減っています。
【栗】
東浦自然環境学習の森の栗は、大きな実がなります。今年もたくさんの実がなっているので、秋になるのが楽しみですね。
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更新日:2018年09月13日