12月の自然環境学習の森日記

更新日:2021年02月16日

25日(金曜日)

純白のスイセンが咲き始めました。

東浦自然環境学習の森の駐車場の入口付近に、昨年度植栽した「ペーパーホワイト」と呼ばれるスイセンが咲き始めました。

東浦自然環境学習の森に隣接する明徳寺川では、明徳寺川の自然を守る会が新しい魅力づくりと緑化活動により、5,000球のペーパーホワイトを植えました。そのスイセンの一部を昨年2月にこの駐車場に植えました。

冬でもりっぱな緑の葉と真っ白い純白の花を咲かせるスイセンは、枯草の茶色が目立つ冬の彩りとなります。ペーパーホワイトは、12月ごろから咲き始め、2月ごろまで楽しむことができます。

ペーパーホワイト

よく見る二ホンスイセンは、花びらの内側の部分が黄色ですが、このペーパーホワイトは真っ白い花を咲かせます。比較的条件の悪い環境でも元気に育ちます。

5日(土曜日)

環境活動保全リーダー育成講座を開催しました。

将来の環境保全リーダーを育成する講座として、「里山の森林を守ろう」を開催しました。

愛知県知多農林水産事務所林務課の西崎氏に講師をお願いし、知多半島での森林保全について説明したあと、森林整備グループとしいたけ菌打ち体験グループに分かれて作業を行いました。

森林整備グループは、実際に森林内に入り、繁茂しているヒサカキ(常緑樹)の木をグループ全員が協力して伐採しました。伐採したヒサカキは、運搬しやすいように60センチメートル間隔にカットしたものを、コースターとして利用できるよう輪切りにして参加者へ配布しました。

しいたけが出てくるのは、2年後の冬なので、それまで頑張って育ててください。

しいたけの菌打ちグループは、しいたけ栽培について説明後、事前に用意したコナラの原木にドリルで穴を開け、しいたけの菌が付いた駒菌を打ち込む作業を行いました。

森林整備グループの様子

木を切る作業は、危険を伴うため、作業をする参加者はヘルメットを着用し、軍手を付けて作業を行いました。

伐採後の処理

切り倒したヒサカキをグループ全員の協力で60センチメートル間隔に伐採しました。ノコギリがうまく使えずなかなか切れない参加者もいました。

しいたけの菌打ち作業

ドリルでコナラの原木に穴を開け、開けた場所にしいたけの菌が付いた駒菌を打ち付けました。

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