第2回東浦自然環境学習の森を考えるワークショップニュース
第2回東浦自然環境学習の森を考えるワークショップは、里山の現状と価値に関する講義(レクチャー)で学習した後、第1回ワークショップの成果をベースに、2グループに分かれ、森林エリア、竹林エリア、水辺(湿地)エリアそれぞれのコンセプト、活用方法について議論し、発表してもらいました。
と き | 令和2年9月12日(土曜日) 午前10時から正午 |
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と こ ろ | うのはな館「東浦町郷土資料館講習室」 |
参 加 者 |
7名(1名欠席) 知多自然観察会の代表者 1名 緒川区長 1名 石浜区長 1名 地元大学(日本福祉大学) 2名 公募の町民 2名 |
ファシリテーター | 福田秀志 氏(日本福祉大学健康科学部福祉工学科教授) |
内 容 |
(1)レクチャー 里山の現状とその価値 「公園」と「里山の森」の違い 里山とは、人の手が加わった自然であり、人による管理が必要な森のことをいいます。 公園とは、遊具やベンチ、建物を設置して誰でも安全に訪れ、利用できるよう整備した場所です。里山は、自然環境の保全(樹木、水辺など)が優先となり、公園は利用者が優先となります。 東浦自然環境学習の森は、自然環境の保全を優先に活動する里山であるため、人の歩きにくい場所や不便なところもあります。 (2)グループワーク めざす森を考えよう A・Bグループに分かれ、東浦自然環境学習の森をどのような森になると良いかグループワークを行いました。各エリアでの活用に関することは、赤色のポストイットに記入し、管理に関することは青色のポストイットに記入して意見の抽出を行いました。 (3)グループ発表 ワークショップで出た意見をまとめ発表を行いました。 |
Aグループ
森林エリア
コンセプト:森を通り抜けて散策できるカブトムシ・クワガタムシの住む雑木林
活用法:雑木林の除間伐で出た木材を活用したクラフトづくり
竹林エリア
コンセプト:タケノコが採れ、竹細工も楽しめる竹林
活用法:クラフトの展示・販売、タケノコの販売による活動資金への活用
水辺(湿地)エリア
コンセプト:生き物が観察でき、稲作体験ができる水辺
活用法:田植え体験
ワークショップの様子
発表の様子
Bグループ
森林エリア
コンセプト:ナラ類からクスノキの大木まであり多様性の高い森
活用法:森の中にその森の木から作った遊具で遊べ、季節折々の木の実が食べられる
竹林エリア
コンセプト:拡大を抑えつつタケノコが採れ、間伐材を活用できる、キツネも住む竹林
活用法:タケノコの収穫、間伐した竹は竹チップ、竹食器、竹提灯などに活用
水辺(湿地)エリア
コンセプト:トンボやホタルの住む生き物と触れ合える美田もある水辺
活用法:水辺の生き物の観察・採集、田植え・稲刈り体験
ワークショップの様子
発表の様子
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更新日:2020年11月09日