第1回東浦町の環境を考える会ワークショップ

更新日:2020年02月04日

  東浦町の新しい環境基本計画改定に向けて、環境に関する住民の意見や思いを集約するためのワークショップ「東浦町の環境を考える会」が始まりました。

  今後10年後の東浦町の環境を考えて、参加者の方から住民、事業者、活動団体、行政が協働して取組む行動を話し合い、環境基本計画の施策の一つとして提案することが目標です。

開催のあいさつ1
開催概要
とき 令和元年12月14日(土曜日)午前10時から
ところ 東浦町勤労福祉会館
参加者 町内で環境活動に取り組む団体の代表者、自治会代表、町内企業で環境活動に取り組む担当者、公募委員
計   17名
ファシリテーター 高野雅夫氏(名古屋大学環境学研究科教授)
内容
  1. 低炭素社会、循環型社会、自然共生社会の概念と課題について(説明)
  2. SDGs(国連持続可能な開発目標)について(解説)
  3. 自己紹介(参加者全員)
  4. グループワーク
    テーマ「低炭素社会」・「循環型社会」・「自然共生社会」
    三つの主要テーマにそってグループに分かれ、町からの説明や高野教授からの説明を聞いて感じたことと、町で取り組んでみたいことを自由に話し合いました。
    東浦町は、自然が豊かで良いところであることが確認され、また身近な自然のことが心配だとか、ゴミの出し方に問題があるなどの課題も共有されました。

低炭素社会グループ

低炭素社会グループ2

【思うこと】

〈低炭素社会〉

  〇低炭素社会について、自分の知識や理解が低い

  〇低炭素にすることは先が長く、結構困難だと感じた

  〇テーマが大きいので取組課題がわかりにくい

〈環境意識や環境行動〉

  〇コミュニティが機能している

  〇裏通りのごみの散乱が目に付く

  〇猫のフンが多い

〈自動車〉

  〇朝夕の交通渋滞

  〇スピードを出す車が多い

  〇車での外出が多い環境にはあまり優しくない

〈安全〉

  〇夜道が暗い

  〇国道からそれると暗いところが多い(照明がない)

  〇空き家が多くなっている

〈自然・生態系の安全〉

  〇豊かな自然

  〇住宅が増え、里山が減った

  〇住宅がたくさん建って、自然が減っている など

循環型社会グループ

循環型社会グループ

 

【思うこと】

〈ごみの減量・分別・リサイクル〉

  〇ごみ分別はしっかりできている(一部を除いて)

  〇大型ごみの回収の回数を増やして欲しい

〈まちの美化〉

  〇コンビニ付近のごみのポイ捨てが多い

  〇車道のわきに吸い殻がけっこう落ちている

  〇野焼きをたまに見かける

〈二酸化炭素の排出削減〉

  〇CO2排出量を減少されるのには産業部門の努力が大きい

〈環境意識や環境行動〉

  〇環境の取組は地域と役場が一体化していてよい

  〇自分の周りの環境が当たり前だと思っていたことの反省 など

自然共生社会グループ

自然共生社会グループ

 

【思うこと】

〈里山〉

  〇竹林が増えている

  〇里山がなくなり住宅に代わっている

  〇雑木林の今後

〈自然環境学習の森〉

  〇自然環境学習の森は、春も冬も感動する

  〇自然環境学習の森でも秋はモミジが楽しめ、とてもきれい

  〇自然環境学習の森では、昔のやり方で稲作をしている

〈自然への興味・ふれあい〉

  〇地域の身近な自然の良さに気づいていない人が多い

〈生き物・外来種〉

  〇ホタルや川の生き物に興味がある人が多い

〈川・池〉

  〇明徳寺川が最近汚れている?

  〇川のごみ

  〇海岸のごみ

  〇自然観察の際に川の近くに駐車場がない

〈農地〉

  〇耕作していない畑が増えている

  〇耕作放棄地の畑の問題

〈公園・道路〉

  〇道路管理の問題 など

この記事に関するお問い合わせ先

環境課 環境保全係
〒470-2192 愛知県知多郡東浦町大字緒川字政所20番地
電話番号:0562-83-3111
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