農福連携事業

更新日:2023年08月30日

レッツ★ノウフク ~農家の皆様へ~

ノウフク(農福)連携とは

農福連携とは、高齢化や担い手不足が課題となっている農業分野において新たな働き手の確保を目指すとともに、障がい者等の生きがいづくりの場を生み出すことを目的に実施される取り組みです。

東浦町では、令和3年度から本格的に取り組みを開始し、農業サイドでは「農業振興課」、福祉サイドでは「東浦町障がい者自立支援協会働く場所開拓プロジェクト(ひがしうら相談支援センター)」「障がい支援課」と協力して、農家さんと福祉サービス事業所のマッチングによる様々な農作業の実施を進めています。

農福連携の進め方

ステップ1  農作業をお願いしたい農家さんが農業振興課へ「農福連携農作業委託調

                  整シート」を相談・提出します。その後農業振興課と障がい支援課と協議後

                  障がい支援課からひがしうら相談支援センターへシートを送付します。

                  農福連携農作業委託調整シート(Wordファイル:18.6KB)

ステップ2  農福連携農作業委託調整シートを基に、ひがしうら相談支援センターが福

                  祉サービス事業所へ農作業を紹介します。

                  (注)事前に現場確認や必要に応じて農作業体験会を実施します。

ステップ3  農作業を実施する福祉サービス事業所と農家さんが業務委託契約を締結

                  します。

                  (注)農作業の実施、完了確認、事業所からの請求書で農家さんは委託費

                          を支払います。

こんな農作業を想定しています。

1 栽培作物の収穫・片付け作業

2 収穫後のマルチの片付け作業

3 農地の除草作業

4 収穫物や肥料等の運搬作業

活動事例紹介

1  フキ畑の根取り作業(4月28日~5月31日)

hukinetori

【作業内容・感想】

耕運機で耕したフキ畑に残るササの根を取り除く作業を行いました。ササ根をそのままにしておくと畑で耕作が出来なくなってしまうため、ササが生える前に根を取り除きます。心地よい春の日差しを浴びながら楽しく作業ができました。

 

2  山菜(ワラビ)の袋詰め作業(4月~5月)

ワラビの袋詰め

【作業内容・感想】

農家さんが収穫したワラビを計量して、袋に詰めます。ラベルを貼り、出荷するまでの作業を行いました。福祉サービス事業所の利用者さんは、いままで経験してきたパンの計量作業が、この作業で活用できてとてもうれしかったと言っていました。

 

3  梅の選別作業(5月1日~6月30日)

梅の選別作業

【作業内容・感想】

収穫した青梅を選別して規格別に袋詰めしました。施設内での作業であったので、多くの施設利用者さんが参加して作業ができました。

 

4  らっきょ畑の除草作業(5月20日~9月20日)

【作業内容・感想】

500平方メートル分のらっきょ畑の除草作業をしました。根から草を取ることがなかなか難しかったとのことです。

 

5  ナスの収穫後の枝の処理作業(7月15日~23日)

【作業内容・感想】

ハウス内の収穫後に刈り取りして枯れたナスの残渣を、ハウスの入口まで運ぶ作業を行いました。ハウスの中は暑く大変な作業でしたが、残渣を運搬してきれいになるとやりがいがありました。

 

6  かりもり畑の片付け(9月1日~9月30日)

マルチ剥がし

【作業内容・感想】

収穫後のかりもり畑に残るマルチを剥がし、所定の位置まで運ぶ作業を行いました。草が伸びでうまくマルチが剥がせないこともありましたが、外での農作業を楽しくできました。

この記事に関するお問い合わせ先

農業振興課 農政係
〒470-2192 愛知県知多郡東浦町大字緒川字政所20番地
電話番号:0562-83-3111
ファックス:0562-84-6421

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