熱中症を防ぐためには

更新日:2022年07月01日

夏に向けて熱中症になる人が増えてきます。

熱中症は予防ができる病気です。

熱中症のことをよく知って、しっかり予防しましょう。

熱中症とは

熱中症は、暑い環境にいることで体内の水分や塩分などのバランスが崩れ、体温の調節ができなくなるために起こる病気です。

屋外だけでなく室内で何もしていないときでも発症し、救急搬送されたり、場合によっては死亡することもあります。

熱中症になりやすいとき

同じ気温でも湿度が高いとき、急に暑くなったときは要注意です!

  • 気温が高い(28℃以上)
  • 湿度が高い(70%以上)
  • 風がない
  • 直射日光にあたっている
  • 体調が良くない(睡眠不足も含む)
  • 暑さ慣れしていない

熱中症を予防するには

水分をよくとりましょう

  • のどがかわいたら、必ず水分補給
  • のどがかわいていなくても、こまめ水分補給(最低1日1リットル以上)
  • 汗をかいたら、スポーツドリンクや梅干しなどで塩分もとりましょう

エアコンなどを上手に使いましょう

  • 家の中でも、熱中症になります。日よけを置いたり、風通しをよくして室温を下げましょう
  • 室温28℃、湿度70%を超えないよう、暑い日や夜間はエアコンを上手に使用
  • エアコンと同時に、扇風機を使うと風が涼しく感じられ効果的

暑さ対策をしましょう

  • 暑さをがまんしたり、無理な外出はしないで、日陰でこまめに休憩
  • 食欲がなくても、体力維持のため何か食べましょう
  • 外出は、白っぽい色や風通しがよい涼しい服装で。つばのついた帽子や日傘で、日よけ対策
  • 快適な室温が保たれている公共施設などに行くことも考えましょう

持病をお持ちの方、病気などで水分や塩分制限をしている方は、かかりつけの医師に熱中症対策について相談しておきましょう

新しい生活様式における熱中症予防について

新型コロナウイルス感染症の出現に伴い、一人ひとりが感染症対策を取り入れた生活様式を実践することが求められています。

十分な感染症予防を行いつつ、熱中症予防にもこれまで以上に心掛けることが大切です。

以下のリーフレットを参考に熱中症予防と新しい生活様式を両立させましょう。

熱中症かな?と思ったら

熱中症の症状と対応

熱中症の症状と対応
症状 対応
軽症から
重症へ
めまい、立ちくらみ、筋肉痛、こむらがえり、大量の汗 その場で応急処置
頭痛、吐き気、体がだるい、体に力が入らない、集中力や判断力の低下
  • その場で応急処置
  • 水分が口から飲めない場合や、だるさや脱力で動けない場合は、すぐ救急車を呼ぶ
  • 症状が改善しない場合は、医療機関を受診
意識がない、けいれん、高体温、呼びかけに対し返事がおかしい、まっすぐに歩けない、走れない すぐに救急車を呼び、応急処置も行う

応急処置

1. 涼しい場所に移動し、衣服をゆるめ、安静に寝かせる。
2.エアコン、扇風機、うちわなどで、体に風をあてて冷やす。
3.氷などでからだ冷やす(特に首の回り、脇の下、足の付け根など)。
4.飲めるようであれば、水分や塩分(食塩水やスポーツドリンク)を少しずつしっかり飲ませる

(注)自力で水が飲めない、意識がない場合は、すぐに救急車を呼びましょう!

熱中症情報に関するホームページ(外部リンク)

・熱中症環境保健マニュアル、熱中症予防リーフレット・カード、暑さ指数(WBGT)予報ほか

    ・環境省熱中症情報、熱中症予防情報サイト

詳しくは下記リンクをご覧下さい。

・天気予報、気象情報、異常天候早期警戒情報ほか

    ・気象庁熱中症に注意、異常天候早期警戒情報

詳しくは下記リンクをご覧下さい。

・健康のために水を飲もう推進運動

    ・厚生労働省健康のために水を飲もう推進運動

詳しくは下記リンクをご覧下さい

・職場における熱中症予防対策

    ・厚生労働省職場における労働衛生対策

詳しくは下記リンクをご覧下さい。

・全国における熱中症傷病者救急搬送に関する情報

    ・消防庁熱中症情報

詳しくは下記リンクをご覧下さい。

・ひと涼みしよう。熱中症予防 声かけプロジェクト(主催:熱中症予防声かけプロジェクト実行委員会 事務局:一般社団法人 日本環境コンソーシアム)

詳しくは下記リンクをご覧下さい。

ひと涼みしようロゴ

この記事に関するお問い合わせ先

健康課 健康係(東浦町保健センター)
〒470-2103 愛知県知多郡東浦町大字石浜字岐路21番地
電話番号:0562-83-9677
ファックス:0562-83-9678

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