行方不明高齢者等捜索模擬訓練

更新日:2019年05月24日

行方不明高齢者等捜索模擬訓練とは

東浦町では、認知症になっても安心して暮らせるまちづくりを目指し、認知症の方とそのご家族を地域で支える取り組みを進めています。

その取り組みの一つとして、平成21年度から町内各地区で、認知症の方が家に帰ることができなくなり、行方不明になった場合を想定した、行方不明高齢者等捜索模擬訓練を実施しています。その模様をご紹介します。

目的

  • 認知症高齢者支援の方法や手段の確認
  • 地域住民や関係機関を対象とした認知症に対する意識の啓発 等

声かけ講習会

模擬訓練の開催前に、認知症についてや、行方不明者への声のかけ方や行方不明者の特徴など、認知症サポーター養成講座を通じて学んでいただきます。

行方不明高齢者等捜索模擬訓練の流れ

開始

行方不明者役の方が歩きはじめます。

捜索・通報

  • 役場内に向けた全庁放送(開庁時間のみ)、同報無線放送(対象地区のみ)、行方不明高齢者等捜索メール配信システム「みまもりねっと」を利用したメールおよびファックス配信により、行方不明者の背格好、服装、持ち物等の情報提供を行います。
  • 捜索隊を組んで捜索する方々もいます。
  • 近所を散歩しがてら、捜索する方もいます。
  • 各自無理のない日常生活の範囲内で参加してもらいます。
  • 行方不明者役を発見した場合は声をかけ、役場にどこで見かけたかを通報してもらいます。
  • 行方不明者役の方は、発見されても終了時間までは歩き続けます。

終了

  • 時間になったら、行方不明者役の方を保護します。
  • 役場内に向けた全庁放送(開庁時間のみ)、同報無線放送(対象地区のみ)、行方不明高齢者等捜索メール配信システム「みまもりねっと」を利用したメールおよびファックス配信により、行方不明者の保護と訓練の終了をお知らせします。

反省会

模擬訓練参加者が集まり、模擬訓練の様子を振り返ります。

参加者

 コミュニティ推進協議会、民生委員、介護保険サービス事業所、半田警察署等

声かけ講習会の風景

声かけ講習会の様子

(写真)発見・保護

行方不明高齢者を発見・保護

(写真)反省会・意見交換会

反省会の様子

この記事に関するお問い合わせ先

ふくし課 地域包括ケア推進係
〒470-2192 愛知県知多郡東浦町大字緒川字政所20番地
電話番号:0562-83-3111
ファックス:0562-83-9756

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