更新日:2019年09月09日

夏休みわくわく算数・数学教室の紹介

夏休みわくわく算数・数学教室について

 平成30年8月6日から平成30年8月9日にかけて、「夏休みわくわく算数・数学教室」を片葩小学校、石浜西小学校、東浦中学校の3校合同で開催しました。

 このイベントは、小学校1年生から中学校3年生までの児童生徒に、大学生のボランティアが先生となって算数・数学を教えるもので、イベントに参加する児童生徒だけではなく、ボランティアの先生として参加する大学生にとっても大変有意義な活動となっています。

 ここでは、教職を目指す学生さんがこのイベントに参加したことによって、どのような体験・学習ができたかを中心に紹介します。

夏休みわくわく算数・数学教室の概要

 夏休みわくわく算数・数学教室は、ボランティアの学生さんが、小中学生に対して算数・数学を楽しく教えることによって、子どもたちに学ぶことの楽しさを実感してもらうこと目的として開催しています。

 東浦町内の多くの児童・生徒が参加するだけでなく、県内・県外の多くの学生さんに協力してもらい教室を運営しています。

平成30年度夏休みわくわく算数・数学教室(3校合同実施分)
開催日時

平成30年8月6日(月曜日)から平成30年8月9日(木曜日)

9:30~11:00と13:30~15:00の2部制

開催場所

東浦町勤労福祉会館

(東浦町大字石浜字岐路28-2)
参加児童生徒数 延べ367人
参加学生数 延べ133人
わくわく算数数学教室の様子1
わくわく算数数学教室の様子2

学生ボランティアが体験できること、学べること

 夏休みわくわく算数・数学教室は、小中学生のためだけではなく、学生ボランティアのみなさん(SP)が教職になったときに役立つような事業となるよう運営しています。

 教職をめざす学生さんがこのイベントに参加することによってどのような体験・学びができるのかを東浦中学校の竹内先生が編集している「わくわく算数数学通信」の中から抜粋して紹介します。

((注)東浦町では、学生ボランティアとしていっしょに活動していただける方を教員の仲間という意味をこめて「スクールパートナー(SP)」と呼んでいます。)

事前研修会

 10人のSPさんが、事前研修会に来てくれました。暴風警報が出る中でしたが、こうして関心を寄せ、片葩小まで来てくれたこと、ありがたいです。このわくわく算数事業におけるこの「事前研修会」の内容がすばらしいのです。その理由を書きます。

 この事前研修会では、その内容が、単なるボランティアに対してではなく「教職をめざす人たちが今後役立つように」という視点でなされていることです。守秘義務や安全安心を第一に考える、という心構えから始まり、教育の現場のマナーや子どもに対する対応で大事なことなど、本当の「先生」としてSPさんのことを扱って、きちんと丁寧に説明がされているところです。町外のある学校のボランティアでは、同じような活動をするときに、「いつこればいいですか、事前の打ち合わせはありますか?」「来る日の当日、授業開始の時間までにこればいいよ」「特に打ち合わせはないよ」と、けっこうほうっておかれることがあるようです。現場としては1人支援者が増えると言うことで、人的にはwinかもしれませんが、これは教職をめざす学生にとっては、全然winではありません。ボランティアを通して学校現場で多くのことを学びたい、と思っている学生にとって、単なる雑用であり単なる(謝礼なしの)アルバイトになってしまっているようです。その点、この事業では、きちんと教え、きちんと説明することで、1人の先生として扱い、現場のことをしっかり学んでいただける事業になっている、ということは間違いなく言えます。わくわく算数数学教室の風景1

指導法の工夫1

写真では○×2×3 という、もとの数に2をかけ、さらに3をかけるという計算問題のやり方を教えています。当然、答えは教えません。解き方・考え方を「気付かせます」。気付くための指導支援をします。そして「そうそう、そう考えればいいんだね」と励まします。

このときどう支援指導すればいいかは、まさしく瞬時の判断です。その場でこの子にはどう伝えれば気付かせられるかを全力で考えます。そして、発します。

これが教育です。これがしっかりできるのがプロです。これって、実習では学べませんよね。全国広しといえど、ここでしか学べないでしょう。

朱書きで励ます、すてきな支援も見られました。子どもはどんどん、算数が好きになっていきます。そして学力も上がっていきます。幸せなことです。

わくわく算数数学教室の風景2

指導法の工夫2

 1年生、数字の学習のところです。ゲームをやっていました。

 たくさんの数字のカードを作りました。わら半紙を切って、そこに数字を書くところから学習が始まっています。自作のカードゲームを作ったわけです。自分で作ったので親しみマックス。「じゃあ、ゲームしようか」他の1年生も混ぜて、4人でゲーム開始。楽しくないはずがありません。SPさんも最高の笑顔で楽しそうに一緒にやってくれます。どんどん足し算を使うので、自然と勉強になっています。とてもよい光景でした。これも指導の工夫の一つです。

 指導の工夫はすればするだけ、自分の「授業力」になります。どんどん挑戦してみてください。

中学生とSPさんの「距離感」

 午後の部は、中学生がきました。4つの机で4人のSPさんがそれぞれ指導してくれました。4人のSPさんの「中学生との距離感の取り方」がとてもよかったので、紹介します。

 中学生は小学生とは全然違います。年齢的には1~2才の「差」でも、発達段階に応じて指導支援しないと、関係が作れないということがあります。そういうことも、わくわく算数数学で中学生と接することで初めて学べることでしょう。大学では絶対に学べません。

 はじめは関係ないことから話を始めます。徐々に関係が作れると、写真のように笑顔が出ます。いったん関係が作れると、中学生はどんどん心を許しますね。

 数学が始まると、ある程度の距離を置きます。見守るのが中心です。小学生とは全然違います。こちらもギアチェンジをしなければなりません。待つのも指導。こういうことも体験できます。大学では学べないところです。

 写真のSPさんは「立って」見守ります。これも距離感を保つ上でいいですね。きっと彼は「こうするのがいいだろう」とその場の雰囲気などから瞬時に判断してそうしたのだと思います。けっこう長い時間「立って」見守っていました。現場感覚をしっかり磨いてくれています。

わくわく算数数学教室の様子
わくわく算数数学教室の様子

学生ボランティアの募集について

東浦町では、小中学校でボランティアの先生として活躍していただける学生さんを随時募集しています。

教職を目指す、大学生・大学院生の方は、募集要項を確認の上、ぜひご連絡ください!

お問い合わせ

学校教育課 学校教育係
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