東浦の自然に親しむ観察会 令和元年度の観察会の様子
「秋の宝物で工作しよう」11月16日(土曜日):参加者20名
観察会当日は、とても暖かい陽気で散策日和でした。
「秋の宝物で工作しよう」観察会は、於大公園を散策しながら工作に使うための材料集めからスタートします。参加者は夢中になって木の葉やドングリの実を探していました。人気だった材料は、色鮮やかな落ち葉や、落ちている数が少なかったクルミです。子どもたちは講師の方々のお話を聴きながら、楽しく木の実や落ち葉、枝などを拾っていました。
材料がそろったら、いよいよこのはな館で工作開始です。自分たちで集めた材料に加え、講師の方々が用意してくれた、貝殻やクリスマスリースの元などを使って思い思いの作品を工作していました。グルーガンもあっという間に使いこなし、個性あふれるかわいい作品を完成させていました。
~観察できた植物・生き物~
(植物)コナラのどんぐり、クヌギのどんぐり、メタセコイヤ、クルミ、シイの実などいろいろな木の実
(生き物)ヤマガラ、モンキチョウ、ジョロウグモ、コイ、ミシシッピアカミミガメ等
みんなで工作を楽しみました。
器用にグールガンを使いこなしていました。
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どんぐりや落ちている枝などを使って、かわいい作品を完成させていました。
工作の時間は約1時間。限られた時間で2つの作品を作り、楽しんでくれました。
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「須賀川の生き物に会おう」 8月3日(土曜日) 参加者:57名
今年も昨年に負けない程暑い日が連日続く中、藤江コミュニティセンターにたくさんの参加者が集合して、須賀川での生き物の観察会を開催した。
夏休み中ということもあり、親子での参加者が多く、小さい子どもたちも一緒に川の中に入って、川岸の草むらをタモで探りながら、生き物を探していた。一度水の中に入ると水が冷たかったこともあり、大人も子ども暑さを忘れ、夢中になって生き物を探していた。
その後、採取した生き物の名前や特徴について、講師から説明を聴いた。口が小さなクチボソ(モツゴ)やひげを使って砂の中のエサを探すカマツカなどの在来種の話から、蚊を絶やすために外国から持ち込まれたカダヤシなどの外来種まで様々な生き物を採取することが出来た。
【観察できた生き物】
魚類:タイリクバラタナゴ、カダヤシ(特定外来生物)、カマツカ、スミウキゴリ・、ヨシノボリ、タモロコ、コイ
甲殻類:アメリカザリガニ(外来種)、ヌマエビ、スジエビ、テナガエビ、モクズガニ
両生類:は虫類:ヌマガエル、ミシシッピアカミミガメ(外来種)、ニホンイシガメ
その他:ハグロトンボ、シオカラトンボ、ショウジョウトンボ、アオスジアゲハ、タイワンタケクマバチ(外来種)、アブラゼミ、コオイムシ、ガムシ、アメンボ、マツモムシ、ドブガイ
みんなで捕まえた生き物を観察したよ。
「初夏の里山で生き物を探そう」7月7日(日曜日)参加者129名
朝から雨が降っておりじとじとと湿度が高い暑い日となったが、夏の生き物を探しにたくさんの参加者が集まった。
駐車場では、おたまじゃくしからカエルになったばかりの小さなカエルがたくさん飛び跳ねていた。
初夏の里山の生き物で人気のある生き物は、雑木林に住むクワガタムシやカブトムシだ。クワガタムシは、6月下旬ごろからカブトムシは7月の中旬ごろから里山などの森で姿を見せる子どもたちも大好きな昆虫で、コナラやクリなどの樹液を出す木に集まる。自然環境学習の森でもクワガタムシが集まる木が多数あり、運が良ければこの時期に観察ができる。コナラやクリの木を見つけると、参加者は注意深く周囲を探し、ノコギリクワガタやコクワガタを見つけることができた。しかし、クワガタムシが集まる場所にはもちろん他の虫も集まる。特に注意が必要なのはスズメバチである。クワガタムシがいた木にもスズメバチが集まっていた。カブトムシはまだ観察することはできませんでしたが、クワガタムシを見つけた参加者はとても喜んでいました。
【観察した生き物】
昆虫:
モンキアゲハ、キアゲハ、アゲハ、アオスジアゲハ、コクワガタ、ノコギリクワガタ、カナブン、ウラギンシジミ、コシアキトンボ、オニヤンマ、シオカラトンボ、オオシロカラトンボ、タイワンウチワヤンマ、モンシロチョウ、ベニシジミ、モンキチョウ、ニイニイゼミ、ハバチの仲間、オオカマキリ、アケビコノハ(幼虫)、ヒメタイコウチ、コオイムシ、マツモムシ、ヤマトシジミ、キチョウ、ツマグロヒョウモン、ガムシ、アメンボ、ベッコウハゴロモ、コガネグモ、カバキコマチグモ、コミスジ、コガタスズメバチ
両生類:
アマガエル、ヌマガエル、ウシガエル(声)、
鳥類:
セッカ、ウグイス、ホオジロ、シジュウカラ、カワラヒワ、ツバメ、ヒヨドリ、カワセミ(声)、コゲラ(声)
植物:
ヤマツツジ、ガマ、ミゾソバ、ヨウシュヤマゴボウ(外来種)
その他:
カナヘビ、イセノナミマイマイ、マルタニシ、アメリカザリガニ(外来種)
参加者みんなで生き物を探しました。
ガマの穂を観察しました。初めて見た参加者もいました。
「明徳寺川の生き物に会おう」6月8日(土曜日) 参加者84名
昨日の雨で観察会の開催が危ぶまれましたが、無事に川の水の量も少なくなり開催することができました。今回はいつもよりたくさんの人が集まりました。多くは親子での参加者でした。
明徳寺川の坊主橋から川の中に入り、生き物の採取を始めました。川の両側の草むらに魚などが隠れているため、草むらを足でガサガサと踏んで魚を追い出し、タモを使って採取しました。小さなエビやアメンボは簡単に採取できましたが、魚類はなかなか見つかりませんでした。
その後、採取できた生き物の種類や名前の説明を講師から聞き、明徳寺川の環境について学びました。生き物の種類は例年とあまり変わりはなかったですが、今回は参加者が多かったため、数多くの生き物が採取できました。
【観察できた生き物】
魚類:ボラ・オイカワ・カマツカ・マハゼ・ゴクラクハゼ・モツゴ・スミウキゴリ・フナ・ブルーギル・カダヤシ・タイリクバラタナゴ・ブラックバス・ニホンウナギ
甲殻類:ヌマエビ・スジエビ・アメリカザリガニ・モクズガニ
その他:アメンボ・ハグロトンボのヤゴ・コオイムシ
大きな網で生き物を捕まえます。何が見つかったかな。
捕まえた生き物についての話を聞きました。
「ヒメボタルに会おう」5月11日(土曜日) 参加者20名
毎年恒例になったヒメボタルの観察会を今年も行いました。去年はたくさんのヒメボタルが観察できたので、今年も期待して参加してくれた方もおり、期待しながら観察場所の資料館の西の田んぼと畑の周辺を歩きました。
ヒメボタルは陸生のホタルで、オスの大きさが約1センチメートルととても小さいホタルです。オスはメスより小さく、羽が退化しているため、飛ぶことはできません。点滅するように光り、メスの光を探してオスは光ります。
今年は、去年に比べて夜の気温が低かったせいか、観察できたヒメボタルの数が少なく、ぽつん、ぽつんと光が動く程度でした。それでも、ヒメボタルの点滅する光は幻想的で、みんな静かに見入っていました。また、来年もヒメボタルが見られることを願い、岐路につきました。
【観察できた生き物】
ヒメボタル
「春の里山の恵みを探そう」4月14日(日曜日)参加者45名
観察会当日は一日中曇り空が続き、肌寒い陽気の中での活動でしたが、参加者は活気があり、寒さは全く気になっていない様子でした。自然環境学習の森の池の沿道を通り奥へと進み、昆虫や春の恵みを探しながら森の散策を始めました。講師に積極的に質問したり、野に生えている植物が何なのかを植物図鑑を片手に探したりと、大人も子どもも一緒になって観察を楽しみました。参加者は、豊かな自然の中でゆっくりと散策し、春を感じることができる一日を過ごしました。
【観察できた生き物】
植物:ワラビ、タケノコ、スイバ、ホトケノザ、イタドリ、セイヨウタンポポ、ムラサキケマン、セリ、ヨモギ、レンゲソウ、コバノミツバツツジ、スギナ、キクラゲ、ハルジオン、ヒメジオン、ヒメオドリコソウ、ゼンマイ
昆虫:ナナホシテントウ、キチョウ、ベニシジミ、ヤマトシジミ、アブラムシ
ハ虫類:ニホンカナヘビ
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更新日:2020年02月25日