町長メッセージ 9月4日 令和5年第3回東浦町議会定例会が開会しました

更新日:2023年09月04日

日高町長顔写真

 9月4日(月曜日)に、令和5年第3回東浦町議会定例会が開会しました。

 開会の挨拶では、以下の内容を述べました。

 

 おはようございます。

 令和5年第3回東浦町議会定例会を招集いたしましたところ、議員各位の御参集を賜り、ここに開会の運びとなりましたことを、厚く御礼を申し上げます。

 

 開会に当たりまして、一言御挨拶を申し上げます。

 

 先の町長選挙におきまして、投票という形ではありませんでしたが、住民の皆さんからの信任をいただき、町政を任せていただくこととなりました。職責の重さと、住民の方々の期待の大きさを考えますと、まさに身の引き締まる思いであります。

 

 本日、議員の皆さんにご挨拶するとともに、私の町政に対する基本的な考え方をお話しさせていただきます。

 

 私の目指すまちの姿や、方向性ともいえる政策指針の一番のメッセージは、「東浦町をアップデート!ここから、未来へ」です。東浦町をどこよりも元気なまち、誰もが住みやすいまちにするため、変化を恐れず、常に何が最善かを意識し、時代に合わせたアップデートを続けることで、未来を守る町政を進めてまいります。

 

 そして将来の東浦町を思い描く姿は、「誰もがチャレンジできるまち」「すべての人が健康に楽しく過ごせるまち」「子どもの笑顔があふれるまち」という3つの姿です。その実現に向け、8つの柱を掲げます。

 

 1つ目は「すべての人が輝き、挑戦できるまちへ」です。まちの発展には人の力が欠かせません。このまちでチャレンジする人を支え、未来を創る子どもたちへの投資を惜しまず、グローバルな視点を踏まえた教育を充実させてまいります。

 また、元気な高齢の方々には多様な場面でご活躍いただきたいと考えています。

 

 2つ目は「誰もが暮らしやすいまちへ」です。家庭環境のみならず、性別や年齢、国籍や障がいの有無にかかわらず、多様な人材がその能力を発揮できるよう環境づくりを進めます。また、医療・福祉・行政の連携をこれまで以上に深め、健康に長く暮らせる環境を整えてまいります。

 

 3つ目は「子どもを優しく育むまちへ」です。すでに充実している本町の妊娠・出産・子育てサポートではありますが、まちとして子を育む体制をさらに整え、メッセージとして伝えていくことが必要です。子どもを産み育てたいと思ったときに躊躇なくその願いが叶えられる、3人目、4人目であったとしても安心して産み育てられる環境づくりを進めてまいります。

 

 4つ目は「災害時にも安心・安全なまちへ」です。全国各地で毎年のように災害が発生しています。大雨・洪水などへの備えをはじめとする防災・減災体制の強化を図るとともに、災害が発生した際に中心的な役割を担う地域コミュニティの強化に取り組んでまいります。

 

 5つ目は「自立した元気なまちへ」です。時代の変化に合わせ、地域のプレーヤーである商工関係や農業関係の皆さんが活躍できるよう支援します。また、行政として、デジタルの力の活用や公共施設のあり方など、将来につけを回さない計画を示すとともに実行していかなければなりません。

 

 6つ目は「地域に誇りと愛着を持てるまちへ」です。東浦町には豊かな自然や貴重な歴史的・文化的資源、そして伝統が息づいています。将来を託す子どもたちが「東浦」を誇りに思えるまちをつくり、全国に誇れる東浦の情報をどんどん発信します。また、住民の声を聞ける開かれた行政を継続してまいります。

 

 7つ目は「たくさんの人を引き寄せるまちへ」です。東浦町は都市へのアクセス、自然のある住環境、子育て・教育環境が充実しているなどポテンシャルの高いまちですが、残念ながらそのことはあまり知られていません。周辺自治体を含めて捉えると、本町の生活利便性は高く、また定住自立圏や知多地域などとの広域連携により様々な行政サービスが揃っているなど、ほぼ何でもある、どこへ行くにも近くて便利いという住みやすさを積極的にアピールします。また、観光客誘致など関係人口の創出・拡大には、知多地域一体など広域での取り組みが生まれるようにしてまいります。

 

 最後8つ目の柱は「国・県等と連携してまちをアップデート」です。国や県の制度や支援を最大限活用する他、他自治体の好事例を積極的に取り入れてまちづくりを進めてまいります。

 

 これら8つの柱のもとで、子どもの笑顔があふれ、誰もが新しいことにチャレンジできる、そして何よりも健康で安心して暮らせるまち、住んでいて楽しいまちにします。未来に向けて希望をもって変わっていく、夢のある「Our Town」「私たちのまち」づくりを一緒に進めていけるよう、議員各位をはじめ住民の皆さんの一層の御理解と御支援、御協力を賜りますよう心からお願いを申し上げます。

 

 さて、本定例会で御審議いただきますのは、令和4年度東浦町一般会計並びに特別会計の決算認定をはじめ11件、報告案件が5件です。

 

 このうち、令和4年度各決算の概要について御説明申し上げます。

 

 令和4年度一般会計決算は、

歳入総額188億5,269万8,008円、

歳出総額181億1,132万2,944円となりました。

 

 収支につきましては、歳入歳出差引額から翌年度へ繰り越すべき財源を差し引きました実質収支額は、5億5,758万1,064円の黒字決算です。

 この実質収支額のうち、2億8千万円を地方自治法第233条の2の規定により、財政調整基金へ積み立てております。

 前年度に比べ、歳入では1.5%の増、歳出では5.2%の増となっております。

 

 続きまして、特別会計等決算について、まず、国民健康保険事業特別会計決算は、

歳入総額42億4,827万2,963円、

歳出総額42億2,171万1,505円で

差し引き2,656万1,458円の黒字決算です。

 

 土地取得特別会計決算は、歳入、歳出ともに総額73万4,476円で収支均衡の決算です。

 

 後期高齢者医療特別会計決算は、

歳入総額7億6,979万3,973円、

歳出総額7億6,882万1,373円で、

差し引き97万2,600円の黒字決算です。

 

 水道事業会計決算は、収益的収支では、

事業収益10億552万3,120円、

事業費用8億3,707万2,749円で、

純利益が1億3,709万1,613円となりました。

 資本的収支では、資本的収入7,130万1,549円、資本的支出6億2,860万6,794円です。

 

 最後に下水道事業会計決算は、収益的収支では、

事業収益13億336万2,867円、

事業費用12億9,710万8,348円で、

純利益が150万9,001円となりました。

 資本的収支では、資本的収入2億8,113万3,750円、資本的支出5億7,519万4,394円です。

 

 以上、令和4年度各決算の概要について説明させていただきました。

 

 議員の皆さんには、よろしく御審議を賜りまして、御賛同いただきますようお願いを申し上げ、開会の御挨拶とさせていただきます。

 

令和5年9月4日 東浦町長 日高 輝夫

(注)高は「はしごだか」

この記事に関するお問い合わせ先

秘書人事課 秘書給与係
〒470-2192 愛知県知多郡東浦町大字緒川字政所20番地
電話番号:0562-83-3111
ファックス:0562-83-9756

秘書人事課 秘書給与係へメールを送信