セアカゴケグモについて
平成29年度以降、東浦町内でセアカゴケグモの発見報告が増加しています。
セアカゴケグモは、町内の全域で生息が確認されているため、野外で作業等を行う場合は、軍手などの手袋を付けて行うようにしてください。また、公園にて発見されることが増えていますので、ご注意ください。
成体個体及び巣、卵を見つけた場合は、市販の殺虫剤や靴で踏みつけるなどにより駆除し、土地管理者や所有者へ報告してください。
(注意)セアカゴケグモの卵は、殺虫剤では死なないため、靴で踏みつけて駆除してください。
習性
夜行性で森林よりも夜まで明かりがついている、虫が集まりやすい場所を好みます。基本的におとなしく攻撃的ではありませんが、さわったり、捕まえたりするとかまれることがあります。
かまれると、針で刺されたような痛みを感じ、その後、かまれた箇所が腫れたり、熱く感じたりします。時に脱力感、筋肉痛、頭痛などの全身症状が現れることがあります。
もし、かまれてしまったら、水でよく洗い、患部を冷やして病院で治療を受けてください。

セアカゴケグモ(メス) 【1目盛=1ミリメートル】
(写真:愛知県衛生研究所より)
【特徴】
- 体長(脚を含めない)約1センチ
- 脚が長く、腹部が球状で大きい
- 全体は、黒色で腹部の背面に赤色の模様がある
- オスは、メスより小さく、全体が茶色で無毒
詳しくは下記リンクをご覧ください。
生息場所
- 側溝の内部やその網蓋のすき間
- フェンスの基部
- 花壇のブロックの内部
- 墓石のすき間
- 自動販売機やエアコン室外機などの機器と壁とのすき間
- 公園等のベンチの裏
かまれないための注意
- セアカゴケグモをみつけても、素手でさわったり、捕まえたりしないでください。
- 野外での作業には軍手などの手袋を使用してください。
- クモが好きなところは、こまめに清掃したりして、クモが住みにくい環境にしてください。
見つけたとき
・手でさわるとかまれる危険があるため、市販の殺虫剤(ピレスロイド系)や靴などで踏みつぶして駆除してください。
・セアカゴケグモの卵は、殺虫剤では死なないため、靴などで踏みつぶして駆除してください。
・駆除後、土地の管理者や所有者へご報告してください。
関連リンク
この記事に関するお問い合わせ先
環境課 環境保全係
〒470-2192 愛知県知多郡東浦町大字緒川字政所20番地
電話番号:0562-83-3111
ファックス:0562-83-9756
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更新日:2024年09月04日