8月の自然環境学習の森日記

更新日:2017年09月06日

31日(水曜日)

今年の8月は、曇りの日が多く全国的に晴れの日が少なかったようですが、夏休み最後の日の自然環境学習の森は、とてもきれいな青空となりました。朝晩は涼しさも感じられるようになりましたので、少し時期は早いですがこの青空が気持ちの良い日に秋を探しにやってきました。日中はまだ夏のように気温の高い日でしたが、たくさんの秋を見つけることができました。

ウスバキトンボやアキアカネのような秋のトンボを観察することができるようになり、コナラや栗の木は、まだ青色ですが木の実がたくさん実っていました。また、セミの声もクマゼミやアブラゼミのような夏のセミより、ツクツクボウシの鳴き声が目立つようになり、身近にある自然環境も秋に向けて少しずつ季節が進んでいることを実感することができました。皆さんも秋を探しに自然環境学習の森に遊びに来てください。

東屋
田んぼ

稲は青く黄金色の稲穂はまだ実っていませんでしたが、たくさんの秋のトンボが田んぼの周りを飛んでいました。

どんぐり

コナラのどんぐりです。

自然環境学習の森では、コナラの木がたくさん生えているため、どんぐりもたくさん実ります。

24日(木曜日)

樹木粉砕機安全使用講習会を開催しました。

自然環境学習の森には、約3.4ヘクタールの竹林があり、約40,000本の竹が生えていると推定されています。また、竹は毎年生えてくるので、竹を伐採しないとどんどん数が増えていき、周辺の環境への悪影響となってしまいます。竹の繁茂を防ぐため、保全活動団体と東浦町で毎年竹の伐採を行っていますが、伐採した竹の活用や処理が進んでいないため、竹林内に放置された状態となっていました。

この放置された竹を処理していくために、今年度樹木粉砕機を購入しました。樹木粉砕機は、10メートルの竹を1分程度でチップ化することができるなどとても優れた機械ですが、使い方を誤ると事故につながることもあります。そこで、樹木粉砕機を安全に使用するための講習会を開催しました。参加された保全活動団体の会員は、暑い中熱心に話を聞いていました。この機械を活用して竹林整備を進めていきたいと思っています。

講習会の様子
チップ化された竹

「樹木粉砕機でチップ化した竹」

とても細かく裁断されるため、1~3年程度で土に分解されます。

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