9月の自然環境学習の森日記

更新日:2017年10月06日

29日(金曜日)

季節はすっかり秋です

朝夕の寒暖差が大きくなり、夏のような暑さはなくなってきました。自然環境学習の森でも、稲が実り黄金色のじゅうたんが広がっています。ドングリやクリも実をつけ、実りの秋となっています。

最近では、季節の移り変わりがわかりにくくなっているように感じますが、皆さんの住んでいいる近くに四季を感じることのできる場所がありますので、ぜひ秋を探しに来てみてください。

稲
トノサマバッタ

「トノサマバッタ」

緑が鮮やかなトノサマバッタに出会いました。

茶色い個体もいますが、トノサマバッタはやはり緑が似合います。

オオカマキリ

「オオカマキリ」

おなかが膨れ、もうすぐ卵を産む状態のメスのカマキリを見つけました。

カマキリは、交尾後オスは食べられてしまうため、この時期のカマキリはほとんどがメスです。

 

オニバス

「オニバス」

今年も飛山池産のオニバスが新池に咲いていました。

花や葉の時期はもう終わりですが、来年も咲いてくれるとうれしいです。

25日(月曜日)

散策路がきれいになりました。

東浦里山フォレスター(保全活動団体)が先日の台風で折れた木の枝を樹木粉砕機で粉砕し、そのチップを散策路に撒いてくれました。とっても歩きやすい散策路になりました。

東浦里山フォレスターは、ヒサカキやカクレミノなどの常緑樹で覆われた森を、コナラ等の落葉広葉樹の森にするために常緑樹を除伐し、伐採した樹木を散策路の補修や土留めに使用するなどの活動を行ってくれています。その保全活動団体がより歩きやすい散策路にするために、樹木粉砕機で粉砕したチップを散策路に撒いてくれました。樹木チップを撒いたことにより歩きやすくなっただけでなく、見栄えもよくなりました。自然環境学習の森では、東浦里山フォレスターのような保全活動団体が里地里山の保全活動や施設の整備を行っています。

散策路
チップの山

伐採した樹木は、そのまま放置すると土に分解されるまでにかなりの時間がかかります。しかし、樹木粉砕機で細かくチップにすることで、通常より早く土に分解されます。分解された土は、腐葉土と呼ばれる栄養が高い土になり、森の生き物の成長に良い効果を与えます。

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