10月の自然環境学習の森日記

更新日:2017年11月01日

30日(月曜日)

紅葉が始まりました。

10月末になり、自然環境学習の森では森の木が赤く染まり始めました。いま見ごろを迎えているのは、「ハゼノキ」や「ヤマハゼ」です。夏はきれいな緑色の葉ですが、すっかり赤く染まりとてもきれいですね。でもきれいだからと言ってむやみに葉に触らないでくださいね。ハゼノキは、ウルシの仲間でかぶれてしまう方もいるので、近くで見るだけにしてください。

11月になると更に寒くなりますがこれからが紅葉の本番なので、紅葉で色とりどりに染まった森林を眺めながら、散策するのも楽しいですよ。

ハゼノキ
ムラサキシキブ

「ムラサキシキブ」
秋になると鮮やかな紫色の実を付けます。この実が平安時代の女流作家の「紫式部」に例えられたことからこの名前が付いたそうです。

カラスウリ

「カラスウリ」
果実は、縞のある緑、橙、朱赤に熟していきます。

5日(木曜日)

アサギマダラ

自然環境学習の森を観察していると、淡い青白い羽根が鮮やかなアサギマダラが飛んでいました。アサギマダラは、日本に棲むチョウの中で唯一「渡り」をするチョウです。春から夏にかけて、南から北へ移動し、秋になると南下するといわれており、中には2,000キロメートルも移動した記録もあるそうです。まだ、「渡り」をする理由は解明されていませんが、もうすぐ寒い冬が来るため、温かい南へ移動中にこの自然環境学習の森に羽根を休めに立ち寄ったのかもしれませんね。

アサギマダラ
稲刈り

自然環境学習の森でも稲刈りが始まりました。

今年は、8月に雨が少なく稲の成長が心配されましたが、昨年変わりなく豊作のようです。

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