2月の自然環境学習の森日記
28日(木曜日)
雨の自然環境学習の森です。
今年の冬は乾燥しており、とくに1月はほとんど雨が降りませんでした。1月~3月に降る雨は竹の子の発生に影響すると言われており、雨が少ない年は竹の子があまり生えないと言われています。今日はとても多くの雨が降りましたが、雨が少ない冬なので春の竹の子が心配です。3月にたくさん雨が降ることを願っています。
竹林に作業道ができました。
愛知県の治山事業により樹木粉砕機が通過できる道を整備しました。
竹の伐採も進みとてもきれいな竹林となっています。
20日(水曜日)
今年の冬は池にカモが少ない気がします。
毎年冬の新池には、マガモやカルガモ、サギ類、カワウなどの野鳥がたくさん池に集まってきますが、今年はほとんど見かけることがありません。通常ならば夏に水生植物のヒシに覆われる新池ですが、今年はヒシがまったく生えてきませんでした。野鳥が少ない理由になっているかもしれません。夏の異常気象が原因なのか池の水質が原因となっているのかわかりませんが、少し心配です。
【ミシシッピアカミミガメ】
まだ、2月ですがミシシッピアカミミガメ(ミドリガメ)が日光浴を行っていました。カメは水温が10℃以下になると冬眠しますが、すでに活動しているということは、2月の中旬で水温が10℃以上あるのかな。
2日(土曜日)
全体活動を行いました。
自然環境学習の森を里山として再生し、保全するため保全・育成の会結成し、複数の活動団体、地域住民、企業、行政が協力して保全活動を行っています。
保全・育成の会では、いままで全体活動という複数ある活動団体が協力して行う活動を実施したことがなかったため、今回が初めて全体活動を企画し開催しました。
作業日当日には、40名以上の参加者が集まり、竹林内で伐採して放置された竹のチップ化作業とポーラス炭づくりを行いました。竹林では、毎年1ヘクタール当たり5,000本程度の竹が生えてしまい、約2,000本は伐採していますが、その伐採した竹の多くが竹林内で放置されています。この竹を何とか処分するために活動を行いました。
竹のチップ化作業は、日常的に樹木粉砕機を使用して活動している東浦里山フォレスターの会が担当し、その他の活動団体は、2箇所に分かれ竹を焼却しながら作るポーラス炭作りを行いました。たくさんの人が参加されたため、たくさんの放置竹が処理でき、竹林もかなりきれいになりました。この活動は、参加者にも評判がよかったので、今後も続けていきたいと思いました。
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更新日:2019年03月27日