4月の自然環境学習の森日記

更新日:2019年10月18日

6日(土曜日)、20日(土曜日)

「里山保全活動と竹の子掘り」を開催しました。

今年も毎年恒例となりました里山保全活動と竹の子掘りを開催しました。この活動も11回目となり、過去最も多い2日間で199名の参加者が集まりました。

保全活動は、大人の参加者は伐採した竹の運搬を行い、子どもの参加者は自然観察会に参加してもらい、自然環境学習の森の自然にふれあってもらいました。

昨年度は竹の子が豊作であり、持ってきた袋に入りきれないほど竹の子が取れましたが、今年は竹の子が少なかったため、参加者は竹の子を探しながら保全活動を行っていました。

1時間保全活動を行ったあとに、竹の子掘りを行いました。竹の子が見つからず保全活動団体のボランティアに探してもらう参加者や、実際に竹の子の掘り方を教わっている参加者がいたなど、自然環境だけでなく人と人とのふれあいも行うことができました。

毎年楽しみにしている方も多く、リピーターの方もいらっしゃったので、ぜひ来年度も参加してほしいと思います。まだ、参加したことのない方もお待ちしております。

 

伐採竹の運搬2

みんなで協力して伐採した竹を処理ができる場所まで運搬しました。

自然観察会12

保全活動団体の自然観察・生き物調査会が子どもの参加者を対象に自然観察会を開催しました。

竹の子掘り1

竹の子を一生懸命掘っています。上手に掘れたかな。

14日(日曜日)

「春の里山の恵みを探そう」を開催しました。

自然環境学習の森の自然とふれあう機会として、年4回自然観察会を開催しています。春の里山には、つくしやわらび、たけのこなどたくさんの春の恵みがあります。この春の恵みを探す観察会を行いました。

開催日は、曇り空で肌寒い日でしたが、45名の参加者が集まりました。今年は、図鑑を片手に植物を観察したり、観察会の指導員に積極的に質問したりと自然に興味がある方が多く参加していました。

天気が曇りで、気温が低かったこともあり、チョウなどの昆虫はあまり出会うことができませんでしたが、タンポポやレンゲソウなどの春の植物が咲いていたため、郷土の春を満喫することができました。

観察会の様子201904

参加者は、春の里山で見られる生き物の話を熱心に聞いていました。

レンゲソウ

【レンゲソウ】

春の野原や田んぼの畔でよく見る植物です。正式名称はゲンゲといい、中国からやってきた植物です。薄紫の花がとてもきれいですね。

ニホンカナヘビ

【ニホンカナヘビ】

ヘビと名前が付いていますが、トカゲの仲間で街中でも見ることができます。「可愛らしいヘビ」という意味でこの名前が付けられてと言われています。

普段は、動きが早く捕まえることが難しい生き物ですが、今日は気温が低かったこともあり、容易に捕まえることができました。

 

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