5月の自然環境学習の森日記
9日(木曜日)
キツネアザミきれいに咲いています。
紫色がとてもきれいな「キツネアザミ」を見つけました。名前にアザミと付いていますが、アザミの仲間ではないため、人をだますとたとえられたことからキツネアザミと名前が付いたと言われています。
自然環境学習の森では、5月から6月の田んぼの畔や道端で見つけることができる植物です。なかなか可愛らしい花が咲きますので、探して見てください。
【ヘビイチゴ】
野原や湿地などで良く見かける、ひときわ目を引く赤い実を付ける植物です。イチゴと名前が付いていますが、イチゴのように甘くはなく、おいしくないそうです。毒はなく食べられる植物だそうですが、人間が食べるイチゴではないようです。
【カイツブリ】
写真ではとてもわかりにくいですが、久しぶりにカイツブリを新池で見つけました。水中を泳ぐことが得意で、水にもぐりザリガニや魚を捕まえて食べます。何度も水の中にもぐりエサを探しているようでした。
30日(木曜日)
新池にヒシが生え始めました。
5月も下旬となり、気温が高く暑い日が続くようになりました。東浦自然環境学習の森では、まだ田植えは始まっていませんでしたが、水田には水が張られていました。もうすぐ田植えが始まります。
新池でもヒシが生え始め、昨年はヒシが全くないさみしい池となっていましたが、今年はヒシがたくさん生えてきそうな雰囲気です。いままでは、ヒシに紛れてオニバスも観察できていましたが、昨年はオニバスも観察することができなかったので、今年はオニバスが咲いてくれるとうれしいですね。
森は緑がきれいな時期となっているため、気温は高めですが自然環境学習の森に散策に来てみてはいかがですか。
田んぼに水が張られていました。もうすぐ田植えのようです。田植えが始まると東浦自然環境学習の森ではカエルの合唱が聞こえるようになります。
【カブトムシの幼虫】
森林内で立派なカブトムシの幼虫をたくさん見つけました。今年の夏が楽しみですね。
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更新日:2019年10月18日