6月の自然環境学習の森日記
14日(金曜日)
栗の花が咲きました。
自然環境学習の森には、栗の木が数本植えられており、その中でも一番大きな木がこの写真の栗の木です。この栗の木は、秋にとても大きな実を付けます。今年もたくさんの花を付けたので、秋に実がなるのが楽しみです。
6月からの里山は、たくさんの植物が花を咲かせ、とても賑わいがある時期です。暑くなってきて蚊も増えてきましたが、虫よけスプレーを持って遊びに来てください。
保全活動団体の水辺部会さんが田植えを行いました。
田んぼの中からは、たくさんのカエルの鳴き声が聞こえてきます。
【オニバス】
新池にオニバスの葉を見つけました。
昨年度は見つけることができなかったので、今年はほっとしています。
絶滅危惧種なので、みんなで守っていきたいです。
28日(金曜日)
たくさんのノコギリクワガタがいました。
今年も、子どもに人気があるクワガタムシを見つけることできる時期がやってきました。昨年、クワガタムシを見つけることができた木を探すと、ノコギリクワガタを見つけることができました。これほどたくさんのクワガタムシがいるのは初めて見ました。ノコギリクワガタは、大アゴの内側がギザギザしてノコギリの刃のように見えることからこの名前が付いたと言われています。大型のノコギリクワガタは大アゴが湾曲していますが、小型のノコギリクワガタはアゴがまっすぐになっています。最近では、幼虫期の栄養が少ないために、このような大アゴがまっすぐで体の小さい雄を見かけるようになりました。
夏の昆虫が見つかる時期となりましたので、みなさんも是非探して見てください。
注)クワガタムシがいる木にはスズメバチもいるので、注意して探すようにしてください。
【柿の実】
5年程前に植栽した柿の木に実がなりました。
「桃栗3年柿8年」といいますが、学習の森の柿は5年程で実がなりそうです。
【ニホンイシガメ】
新池でニホンイシガメを見つけました。
水質の悪化や生活環境の破壊、外来種のミシシッピアカミミガメが増えたことで数を減らしている日本固有のカメです。
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更新日:2019年10月18日