9月の自然環境学習の森日記

更新日:2019年10月18日

30日(月曜日)

自然環境学習の森の案内看板を修理しました。

自然環境学習の森には、案内看板が設置されていますが、木製で地図も古くなっていたため、新しく修理を行いました。新しく修理した看板は、駐車場内、あずまや付近、南側入り口付近の3箇所です。散策の際は、一度確認すると新たな発見があるかもしれません。

案内看板

今までの案内看板より色鮮やかで見やすくなっていると思います。

16日(月曜日)

オニバスの花が咲きました。

新池は、南北に細長い池で北側にはあまり植物は生えていませんが、南側ではヒシという植物が水面を埋め尽くすほど生えています。そのヒシの間をぬうように、今年は4株程度オニバスが生えいています。ヒシがあるため、於大公園のオニバス池のように大きな葉にはなりませんが、立派に成長しています。オニバスは、9月頃になると紫色のきれいな花を咲かせます。葉や花の根元は名前の由来ともなっているようにトゲがびっしり付いていますが、花びらにはトゲがありません。東浦町では、石浜地区にある飛山池でオニバスが発見され、それ以降オニバスの保護活動を行っています。新池にも生息域外保全により飛山池のオニバスの種を10年前に播き、ほぼ毎年オニバスが生育しています。

通路からでも見にくいので、まじかに見ることは大変ですが、双眼鏡を持って探して見てください。

オニバス花

オニバスは、絶滅危惧種に指定されており、愛知県内でも名古屋城のお堀と東浦町の飛山池にしか自生していないと言われています。

ヒシとオニバス

「ヒシとオニバス」

ヒシやオニバスなどの水生の植物が生えることで、様々なトンボが集まってきます。自然環境学習の森では、10種類程度のトンボが観察できますが、それもヒシとオニバスがあるおかげかもしれません。

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