2月の自然環境学習の森日記

更新日:2020年08月18日

22日(土曜日)

保全・育成の会で全体活動を実施しました。

竹林内で山積みとなっている伐採竹を処理するため、保全・育成の会全体活動で伐採竹のポーラス炭及びチップ化作業を実施しました。活動日当日は、株式会社ティラド名古屋製作所の従業員の方も保全活動に参加していただきました。

雨が降る予報となっていたので、予定した量の竹の処理はできませんでしたが、多くの伐採竹を炭やチップに変えることができました。

また、駐車場入口付近に、スイセン(ペーパーホワイト)の植栽をしました。遠くからでも鮮やかな緑の葉と白いきれいな花を見ることができるため、自然環境学習の森の場所を示す良い目印になると思いました。

竹の運搬作業

【伐採竹の運搬作業】

伐採した竹を処理できる場所まで竹を運び出しています。平らな道ではないのでとても大変な作業です。

スイセンの植栽

【スイセンの植栽】

自然環境学習の森の駐車場にスイセンを植栽しました。明徳寺川の自然を守る会の活動で植栽した種類と同じスイセンです。冬にきれいな白い花を咲かせてくれます。

10日(月曜日)

自然環境学習の森で行われている里山保全活動について、愛知製鋼株式会社の従業員の方と愛知県が推進している「あいち学生プロジェクト」の学生が、竹の伐採と利活用の体験及び取材を目的に参加していただきました。

まず、竹林整備として竹の伐採及びポーラス炭づくりを行い、その後伐採した竹を運び出し、竹の巣箱や竹灯篭を作成しました。作成した巣箱は、野鳥に利用してもらうために、後日森林内に設置します。竹灯篭は、地域のお祭り等で展示する予定です。

活動時間内に完成しなかった参加者もいましたが、後日自然環境学習の森に来て竹灯篭づくりを行った参加者がいたなど、自然環境学習の森で行われている保全活動に興味を持ってもらうことができたと思いました。

保全活動の実施

【竹の整備作業】

伐採した竹は、持ち運びやすいように2メートル間隔に切ります。枝や葉もノコギリを使用して取り外し、火を付けて炭にします。作成したポーラス炭は、森に撒くことで樹木の生育に良い影響を与えてくれます。

巣箱づくり

【巣箱づくり】

自然環境学習の森には多数の野鳥が生息しています。今回は、ヤマガラやシジュウカラが巣として活用できる大きさに巣穴を開けました。

竹灯篭づくり1

【竹灯篭づくり】

自分たちで伐採した竹に、思い思いのデザインで掘っていました。参加者は、楽しみながら竹灯篭を作成することができました。

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