東浦の自然に親しむ観察会 令和5年度の様子

更新日:2024年01月10日

「秋の宝物でリース作りや工作をしよう」11月18日(土曜日):参加者10名

観察会当日は晴天で暖かい日差しがあり、散策日和でした。

「秋の宝物で工作をしよう」は、於大公園内を散策し、工作に使うための材料集めからスタートします。参加者は、知多自然観察会の講師の方による植物の解説を興味深そうに聞きながら、親子できれいに色づいた落ち葉やコナラ・クヌギのどんぐりを拾っていました。

植物以外にもカエルやイモムシなどの昆虫を発見することもできました。

散策を終えた後は於大公園内にある「このはな館(玄関前)」で工作を開始します。参加者が自分たちで集めた材料に加え、講師の方々が用意してくれた木の実や木の輪(リース用)などの資材を使って、個性あふれる素敵な作品を完成させていました。

【観察できた植物や生き物】

(植物)コナラのどんぐり、クヌギのどんぐり、ムクロジの実、モミジの種、ホオノキの実、カツラの葉、アオギリの実

(両生類)カエル

(昆虫)イモムシ

観察会の様子

観察会の様子

作品完成

手作り作品完成

「須賀川の生き物に会おう」8月5日(土曜日):参加者29名

参加者は、藤江コミュニティセンター駐車場に集合し、事務局からスケジュールと注意事項の説明、講師から川に入る際の注意と道具の使い方の説明を受け、須賀川へ移動し、観察会を開始しました。

土手からハシゴを使って須賀川へ降り、講師から聞いた捕獲方法を実践しながら多くの生き物を捕まえていました。

当日は、ギンブナやテナガエビ、ヌマエビ、カメなど様々な生き物を見つけることができました。

採取の時間が終わったら、講師が採取した生き物を用意した水槽に入れ、講師から生き物の名前や特徴についての説明が始まります。子どもたちは、説明を夢中になって聞いていました。発見した生き物の中にはアメリカザリガニやミシシッピアカミミガメなどの特定外来生物も含まれていたため、一度飼い始めたら放すことはできないことなど取扱いに関する注意事項等の説明もあり、良い学習の機会となりました。

【観察できた生き物】

ボウフラ、カダヤシ、ブルーギル、アメリカザリガニ、カマツカ、タモロコ、ギンフナ、テナガエビ、ヌマエビ、アマガエル、ヌマガエル、オタマジャクシ、ヤゴ、アメンボ、ミシシッピアカミミガメ、クサガメ、タガメ、モツゴ、スミウキゴリ

川で生き物を捕獲している様子

観察会の様子

生き物のおさらい

捕まえた生き物の説明

「初夏の里山で生き物を探そう」7月22日(土曜日):参加者24名

当日の天気は晴れ。駐車場に集合し、事務局からスケジュールと注意事項の説明や講師の挨拶の後に観察会を開始しました。

代表講師が先導し、新池沿い、多機能広場、コナラの森の外周、木道を通り、東屋まで進んでいきました。講師は道中、参加者に採取した植物の特徴を説明したり、生き物を捕まえるコツ等を教えていました。

参加者が目的としていた人気の昆虫であるカブトムシの姿は、あまり確認できませんでしたが、2組の親子が発見することができました。

また、当日は、学習の森で普段からボランティア活動をしている「竹灯籠の会」が活動しており、活動内容の紹介等を聞くことができました。

散策を終えた後は、東屋でその日採取した生き物を観察し、講師による説明を行いました。

参加者は講師の話を真剣に聞き入り、感心した様子が伺え、有意義な観察会となりました。

【観察した生き物】

昆虫:モンキアゲハ、ナミアゲハ、アオスジアゲハ、ゴマダラチョウ、セセリチョウ、コムラサキ、キタテハ、モンキチョウ、ヤマトシジミ、ツマグロヒョウモン、 ヒラタクワガタ、カナブン、タマムシ、オサムシ、コシアキトンボ、オニヤンマ、シオカラトンボ、オオシロカラトンボ、チョウトンボ、ニイニイゼミ、アブラゼミ、クマゼミ、狩りバチの仲間、コガタスズメバチ、ショウリョウバッタ、カマキリ、ヤブキリ、ツチイナゴ、ナキイナゴ、コバネイナゴ、マルカメムシ、コフキゾウムシ、スズメバチ

両生類:アマガエル、ヌマガエル

鳥類:ウグイス、ツバメ、ヒヨドリ、セッカ、ハシブトガラス、ハクセキレイ、ホオジロ、キジバト

植物:ガマ、ミゾソバ、クズ(花)、カワラナデシコ、コマツナギ、エゴノキ

その他:カナヘビ

カブトムシ

カブトムシ

捕まえた生き物の説明

捕まえた生き物の説明

「明徳寺川の生き物に会おう」6月17日(土曜日):参加者32名

うのはな館に集合し、参加者の受付をしてから明徳寺川へ移動しました。

明徳寺川に着いた後、事務局からスケジュールや注意事項の説明、講師から観察会の内容の話があり、自然観察会を開始しました。

参加者は講師からアドバイスを聞き、多くの生き物を捕まえていました。

捕まえた生き物は、水槽に入れ、講師から生き物の説明がありました。

コイ、モツゴ、ヨシノボリなどの魚や、大きなウナギが取れました。また、多くの外来種もおり、講師の方から外来種について話がありました。

最後に採取した生き物を明徳寺川に戻し、観察会を終了しました。

【観察した生き物】

フナ、コイ、ボラの子供、オイカワ、マハゼ、ウナギ、ウキゴリ(浮いているハゼ)、モツゴ(クチボソ)、ヨシノボリ、ブルーギル、ブラックバス、カダヤシ、モクズガニ、ドブガイの貝殻、マシジミ、アマガエル、ヌマガエル、ウシガエルのオタマジャクシ、ハグロトンボのヤゴ、コオイムシ、アメンボ、ヌマエビ、スジエビ、アメリカザリガニ

観察会の様子

観察会の様子

ウナギ

ウナギ

「春の里山の恵みを探そう」4月16日(日曜日):参加者25名

学習の森駐車場に集合し、事務局からスケジュールや注意事項の説明、講師から観察会の内容の話があり、その後自然観察会を開始しました。

参加者は先導する講師の後ろに続き、周辺の植物や生き物を観察していました。講師が散策中に見つけた植物の説明を行うと、参加者は真剣に聞き入っていました。

また、参加者は春の恵みであるわらびや竹の子を採取することができました。

最後に東屋で、講師と参加者で観察会中に見つけた生き物や植物のおさらいをして自然観察会が終了しました。

参加者が自然に対する関心や理解が深まる有意義な会となりました。

【観察した生き物】

植物:タンポポ、オオジシバリオニタビラコ、コオニタビラコ、ヤブタビラコ、オオジシバリ、ハルジオン、シロツメグサ、カラスノエンドウ、スズメノエンドウ、レンゲソウ、タネツケバナ、ナズナ、イヌガラシ、ハコベ、オランダミミナグサ、ツメクサノミノフスマ、マツバウンラン、キュウリグサ、オオイヌノフグリ、タチイヌノフグリ、ムラサキケマン、ケキツネノボタン、タガラシ、スズメノヤリ、スズメノテッポウ、スズメノカタビラ、コナラ、フジ、アケビ、キリ、コウゾ、モウソウチク、ワラビ、ヨモギ、イタドリ

昆虫:アゲハアオスジアゲハ、ベニシジミ、ヤマトシジミ、ツバメシジミ、キタキチョウ、モンシロチョウ、ツマキチョウ、クロコノマチョウ、ナナホシテントウ、マイマイカブリ、クマバチ、アシナガバチ、セイヨウミツバチ

爬虫・両生類:カナヘビ、アマガエル

鳥類:ウグイス、ヒヨドリ、ハシブトガラス、メジロ、スズメ

観察会の様子

植物の説明

ハルジオン(花)

ハルジオン