12月の自然環境学習の森日記
10日(日曜日)
里山を活用しよう ~きのこの菌打ち体験~
東浦自然環境学習の森で行っている保全活動の周知と伐採した樹木を活用するため、きのこの菌打ち体験を開催しました。始めに、愛知県知多農林水産事務所林務課の西崎講師からきのことはどういったものか、きのこに含まれる栄養素について説明があり、参加者はきのこの91%が水分であることに驚いていました。きのこや里山についての説明のあと、きのこの菌打ち体験を行いました。今回はシイタケの菌を打ちました。菌を打った木は、ブロックに立てかけて風通しの良い湿った場所に置き、6月ころに木の断面に白い扇風機の羽のような模様が出たらほぼ成功です。その後2年間は風通しの良い場所で乾燥しないように管理します。菌を打つ穴あけ作業は、菌打ち専用のキリを使用したため、ストッパーが付いており小さな子どもでも簡単に打つことができました。
【穴あけ作業の様子】
シイタケ栽培に適したコナラ(どんぐり)の木に専用のキリを使って穴を開けています。電動ドリルやストッパーがついたキリを使用したため、簡単に穴を開けることができました。
【菌打ちの様子】
菌を打つための穴は、たくさん開ければよいわけではなく、ある程度基準があります。メジャーや印の付いたひもで間隔を図り穴を開けます。その穴にシイタケ菌のついた木の駒をとんかちを使って打ち付けます。
8日(金曜日)
自然環境学習の森の入口ゲートの変更について
自然環境学習の森は、里地里山環境を保全するため、入口をチェーンで封鎖し鍵をかけていまいした。このため、立入を禁止しているように感じられる状況でした。
そこで、平成30年1月9日(火曜日)よりチェーンから車止めの支柱に変更することが決まりました。自然環境学習の森の通路は未舗装でガタガタしますが、車いすやベビーカーでも立入が容易にできるようになりましたので、ぜひ遊びにきてください。
これから本格的な冬がやってきますが、森の中ではたくさんの野鳥の声が響くなど意外とにぎやかな時期でもあります。寒くても元気に鳴く鳥の声を聴きに訪れてみてはいかがですか。
【過去の入口の様子】
チェーンで入口が封鎖されており、なんだか立入禁止のような感じがします。
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更新日:2017年12月18日