6月の自然環境学習の森日記
15日(月曜日)
ヤギさんが除草作業のお手伝いに来ています。
ヤギさんに除草作業員として東浦自然環境学習の森の保全活動を手伝ってもらうことになりました。ヤギさんは、多機能広場の柵の中で除草作業を行っているので、頑張って働いているヤギさんに皆さんも会いに来てください。
除草作業員のポン吉くん(手前)とこいくん(奥)です。
約600平方メートルの広さの敷地内で除草作業を行います。
1日(月曜日)
ヒメタイコウチを見つけました。
ヒメタイコウチは、湿地や水田、ため池などの水際で常に水の流入がある環境(湧水地域)に生息しています。移動能力が低く、羽があっても空を飛ぶことはできず、水生昆虫ですが泳ぐこともできません。
生息環境の減少により、愛知県では、準絶滅危惧種に指定されており、西尾市の生息地が愛知県指定の天然記念物に指定されています。
全国的にも局所的にしか見つかっていない貴重な生き物なので、自然環境学習の森でも守っていきたいと思います。
「ヒメタイコウチ(タイコウチ科)」
体長は、20ミリメートル前後で、暗い褐色の細長い体をしています。おしりには、呼吸するための管がありますが、泳ぐことのできるタイコウチに比べ非常に短いことが特徴です。
「トノサマガエル(アカガエル科)」
愛知県では、水田やため池付近で広く生息していますが、全国的には生息数が減少しており、国の準絶滅危惧種に指定されています。
自然環境学習の森でも、個体数が少ないものの毎年観察することができます。
「フタモンウバタマコメツキ(コメツキムシ科)」
ウバタマムシと思い写真を撮りましたが、詳しく調べてみるとコメツキムシ科の昆虫であることがわかりました。コメツキムシ科の昆虫の中では、大型の35ミリメートル程度の大きさがあり、照葉樹林や雑木林に生息し、灯火にも集まってくる昆虫だそうです。
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更新日:2020年08月18日