7月の自然環境学習の森日記
21日(火曜日)
梅雨の天気が続いています。
そろそろ梅雨が明けて真夏の暑い日が続くころですが、今年はまだ天気の悪い日が続いています。気温も低く、平年の7月よりかなり涼しいと感じます。
自然環境学習の森でも夏の生き物が観察できるようになりましたが、天候が悪い日が続いているため、生き物もなかなか見つけることができません。早く天気の良い日が来てくれるといいなと思いました。
天気の悪い日が続いていますが、水田のイネは元気に育っているようです。日照が少ないため、作物に影響が出ないといいですね。
13日(月曜日)
たくさんの二ホンアマガエルに出会いました。
自然環境学習の森の入口付近の排水路沿いの木の柵の上で、おたまじゃくし(カエルの幼生)からカエルになったばかりの小さなニホンアマガエルに出会いました。
ニホンアマガエルは、カエルと言えばこのカエルを指すぐらい有名なカエルであり、梅雨頃に田んぼでゲロゲロっと鳴いているのはこのカエルです。
鮮やかな緑色がきれいなカエルですが、付近の環境にあわせて体の色を変えること(擬態)ができます。
10ミリメートル程度の小さな二ホンアマガエルでした。
このカエルが鳴くと雨が降ると言われていることから、「雨蛙(アマガエル)」という名前が付いたと言われています。
「カブトムシ(コガネムシ科)」
里山で観察できる昆虫の中で、一番人気がある昆虫がカブトムシだと思います。全国的に分布(北海道では移入種)しており日本の固有種です。沖縄には固有亜種のオキナワカブトが生息しており、本州に生息しているカブトムシを「ヤマトカブトムシ」と呼ぶこともあるそうです。
「アブラゼミ(セミ科)」
茶色のまだら模様の羽を持ち、ジージーと油が煮えたときのように鳴くことからこの名前が付いたと言われています。セミは、鳴き声から名前が付けられたものが多くいるので、セミの鳴き声を聞いて何のセミが鳴いているか探してみるのもおもしろいと思います。
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更新日:2020年08月18日