ナガエツルノゲイトウについて

更新日:2026年09月10日

ナガエツルノゲイトウについて

ナガエツルノゲイトウは、南アメリカ原産で、水中の底泥に根付き水上に葉を伸ばす抽水性の多年生草本です。(陸上植物としても生育可能です)

茎は長さ0.5〜1メートル以上、太さ4ミリメートルに達し、断面は中空(ストロー状)です。根元付近の茎は横に這いながら枝分かれして根を出します。

1つの節から1対の葉がつく「対生」です(無柄または1〜6ミリメートルの短柄)。形は葉先がやや広く(長さ2.5〜5センチメートル、幅0.7〜2センチメートル)、先端は少し尖ります。葉の縁には、ほとんど目に見えないほどの細かい鋸歯(ギザギザ)があります。

花は白色〜灰白色で、小さな花が集まった球状(直径12〜16ミリメートル)になります。名前の由来でもある1〜4センチメートルの長い花序柄があり、葉の脇に1〜2個つきます。

国内の集団は種子をつけません。

「特定外来生物による生態系等に係る被害の防止に関する法律(外来生物法)」に基づく特定外来生物に指定され、飼養、保管、運搬、輸入、野外への放出等が原則として禁止されています。

令和3年から東浦町内での発生が確認されています。

ナガエツルノゲイトウ(花)

(画像 愛知県)

ナガエツルノゲイトウ(葉)

(画像 愛知県)

ナガエツルノゲイトウ(繁茂の様子)

(画像 東浦町)

ナガエツルノゲイトウの特徴とリスク

主な生育場所

  • 主に水路、河川、ため池などに生育し、水面を覆うことがあります。特に日当たりの良い水辺では大群落となります。
  • 極度に乾燥しなければ陸上でも生育可能で、排水機場の法面、畑、コンクリート法面の隙間などでも繁茂します。また、海岸の砂浜など塩分濃度が高い環境でも生育できます。

高い再生力・拡散力・侵略性

  • 国内の集団は種子を形成しませんが、容易に節から発根するため、一節でもあれば数センチメートル程度の茎断片や根の断片からも簡単に再生します。
  • 茎はちぎれやすいうえに水に浮くため、水流によって運ばれて拡散します。
  • かんがいによって断片が運ばれ、水田や畦畔などに侵入することもあります。乾燥にも強いため、水辺から陸上へと生息範囲を拡げていきます。

治水・利水への影響

  • 繁殖したナガエツルノゲイトウが大雨で大量に流れると、河川や水路の流水阻害、取水口や排水口の閉塞、洪水の発生が懸念されます。

農業への影響と拡散リスク

  • 水田や畑で繁茂すると、作物との競合による収穫量の減少や、農業機械(コンバイン等)に絡まることによる作業性の低下を招くおそれがあります。
  • 機械に付着して他の耕作地に拡がるほか、刈り払い機による草刈りを行うと、断片化した茎や葉が飛散して再生し、かえって発生場所の拡大につながるおそれがあります。

生態系・水質への影響

  • ため池等の水面を覆いつくすことで光を遮り、在来の水生植物の生育を阻害します。
  • これらが枯死して腐敗すると、水質や底泥の悪化を引き起こす原因となります。 

ナガエツルノゲイトウを見つけたら

ナガエツルノゲイトウを町内の河川やため池などで見つけた場合は、東浦町役場環境課まで情報提供をお願いいたします。ご連絡いただく際には、以下の情報をお知らせください。
・発見日時  
・発見場所  
・ナガエツルノゲイトウの写真  
・現場の状況(繁茂の状況など)

(注)写真撮影する場合は、私有地への立ち入りや危険な場所での撮影はお控えください。
(注)ナガエツルノゲイトウは「特定外来生物」に指定されているため、飼育、栽培、保管及び運搬は禁止されています。 

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この記事に関するお問い合わせ先

環境課 環境マネジメント係
〒470-2192 愛知県知多郡東浦町大字緒川字政所20番地
電話番号:0562-83-3111

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