東浦の自然に親しむ観察会 令和7年度の様子

更新日:2025年07月29日

「明徳寺川の生き物に会おう」6月14日(土曜日):参加者31名

 今年度初の観察会は、あいにくの天気でしたが、前日までは天気が良く川の状態に問題がなかったことと、天気予報が曇りまたは小雨ということから、観察会を実施しました。

 事務局より当日スケジュールの確認や注意事項の説明をした後、講師が川の中でのタモの使い方や生き物の捕まえ方などの説明を行い、自然観察会を開始しました。

 参加者は講師に教わったとおり、タモや足を使って川岸へ生き物を追い込み、たくさんの生き物を捕まえることができていました。

 捕まえた様々な生き物は水槽に入れられ、小さな水族館のようになっていました。水槽のそばで講師がそれぞれの生き物の特徴や、生息する外来種の特徴について説明すると、子どもたちは興味深そうに話を聞いていました。

 明徳寺川の生き物について学べる有意義な会となりました。

【観察した生き物】

オイカワ、カマツカ、ギンブナ、マハゼ、ウキゴリ(背中に模様)、スミウキゴリ(尾びれに模様)(浮いているハゼ)、ウナギ、スズキ(シーバス)、ボラの子、タナゴ、 タイリクバラタナゴ、ブルーギル、ブラックバス、カダヤシ、モクズガニ、ヌマエビ、テナガエビ、アメリカザリガニ、 ハグロトンボのヤゴ、シオカラトンボのヤゴ

川の中で生き物を探している様子
川の生き物の説明をしている様子

「森の中で虫探し&燈火に集まる虫」7月11日(金曜日):参加者35名

高根の森駐車場へ集合し、事務局が参加者の受付を行い、当日のスケジュールの確認や注意事項の説明をした後、知多自然観察会の進行により観察会を開始しました。

19時から20時半ごろまで、高根の森の中を歩きながら、生き物や植物の観察を行いました。講師が生き物を見つけて説明を始めると、参加者がその周りに集まって、熱心に話を聞く様子が印象的でした。

観察中には、カナブンや羽化したてのセミ、クワガタ、キノコなど、さまざまな生き物を見つけることができました。中でもクワガタが見つかると、子供たちが誰が持ち帰るかを決めるためにじゃんけん大会を始め、大変盛り上がっていました。

20時半からは高根の森駐車場で、講師が事前に準備していた燈火に集まっている虫の観察が行われました。

その後、全体を通して観察した生き物についての説明を行い、観察会は終了となりました。

【観察した生き物】

キマワリ、カナブン、アオドウガネブイブイ、スジコガネ、コフキコガネ、コクワガタ、ノコギリクワガタ、ヒラタクワガタ、オサムシ、カブトムシ、チャバネアオカメムシ、クサヒバリ類の幼虫、コロギス、ミヤマカミキリ、ゴマフカミキリ、コアシタカグモ、モリチャバネゴキブリ、ニイニイゼミ(幼・成虫)アブラゼミ(幼)、アリジゴク、ウスバカゲロウ、カタツムリ、ムカデ

羽化したセミ
燈火に集まる虫を観察している様子

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