卯ノ里小学校区 文化財PR動画

更新日:2024年01月16日

知ってる? ~高根山のろし台跡と唐治屋敷の常夜灯~

 卯ノ里小学校区にある文化財を多くの方々に知ってもらうため、卯ノ里小学校の児童に夏休みの自由応募課題として、高根山のろし台跡と唐治屋敷の常夜灯(とうじやしきのじょうやとう)のPR動画の制作を依頼しました。

 卯ノ里小学校のちびっこガイドが制作した動画を紹介します。

高根山のろし台跡

 江戸時代末期、尾張藩では外国船の来航などに備えるため、知多半島の高台にのろし台をつくって監視しました。

 知多半島の先端の師崎(もろざき)で外国船を発見すると「のろし」を上げ、大井(おおい)→布土(ふっと)→武豊長尾山(たけとよながおやま)→亀崎高根山(かめざきたかねやま)→緒川高根山(おがわたかねやま)→大高(おおだか)とつなぎ、名古屋城まで伝達しました。

 緒川の高根山のかつての高さは83.1mでした。現在は団地の造成で削られてしまいましたが、昔は知多半島の北部では一番高い山でした。

高根山烽火台石碑

高根山のろし台跡石碑

高根山配水池 昭和60年代

高根山配水池(昭和60年代)

5年生グループ作品

6年生個人作品

場所

高根山公園に石碑があります。

東浦町大字緒川字上高根台34-4

唐治屋敷の常夜灯

唐治屋敷の常夜灯

唐治屋敷の常夜灯

 この常夜灯は、1887年(明治20年)に建てられました。元々は刈谷の城下にあったもので、25円で買い、唐治屋敷の住民が総出で運んで建てました。

 常夜灯は住民が交替で火をつけて、村内安全のシンボルとして夜の村を明るく照らしました。

 大きさは、土台も含めて高さが390cmもある大きな常夜灯です。

5年生グループ作品

6年生個人作品

場所

この記事に関するお問い合わせ先

生涯学習課 文化財係(東浦町郷土資料館(うのはな館))
〒470-2103 愛知県知多郡東浦町大字石浜字桜見台18-4
電話番号:0562-82-1188
ファックス:0562-82-1189

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