繊維 (養蚕)の民具

更新日:2016年03月01日

繊維 (養蚕)

単位はcm Фは直径

(写真)桑籠(くわかご)

桑籠(くわかご)

蚕を養う桑の葉を摘みいれた桑摘籠から移し入れて運搬する大形の籠 。
Ф=36〜40 H=43

(写真)温度鉢(おんどばち)

温度鉢(おんどばち)
蚕の発育に適する温度(23〜27℃)に飼育室を保温するための火鉢。燃料は練炭。
外周Ф=49 入口Ф=30底Ф=41.5 H=32

(写真)えんざ

えんざ
この上に蚕を乗せて 、発育させる。えんざは蚕棚に並べる。
Ф=80

(写真)蚕籠(かいこかご)

蚕籠(かいこかご)
蚕を乗せて育てる籠。地方により方形・円形・楕円形がある。
W=54 D=77

(写真)糸網(いとあみ)

糸網(いとあみ)
Ф=70

(写真)毛羽取機(けばとりき)

毛羽取機(けばとりき)
毛羽は蚕が繭を造るとき足場として最初に吐く糸。繭の外を覆っているが、生糸にならないので、これを取り除く道具。
W=33 H=19 D=52

(写真)座繰り(ざくり)

座繰り(ざくり)
糸枠に糸を巻き取る装置。繭から引き出した糸を巻き取るのに使う。
W=40 H=48 D=35

(写真)大型座繰り器(おおがたざくり)

大型座繰り器(おおがたざくり)
一度に何本かの糸を巻き取ることができる大型の繭用製糸道具。
W=82 H=54 D=55

繊維(木綿・機織)

単位はcm Фは直径

(写真)綿打ち弓の槌(わたうちゆみのつち)

綿打ち弓の槌(わたうちゆみのつち)
樫の木で槌の底部で綿打ち弓の弦をはじいて下においた綿をほぐすもの。
Ф=8.5 H=27

(写真)綿繰り(わたくり)

綿繰り(わたくり)
ローラの間に綿花を通して、綿の繊維と種を分ける道具である。実繰(さねくり)ともいい地方で呼称が様々。
W=37 D=11 H=28押え L=40

(写真)糸車(いとぐるま)

糸車(いとぐるま)
糸に撚りをかけたり機織りの経糸とする糸を管に巻き取るのに用いる手動式の回転車。
Ф=55 W=35 D=65

(写真)かせつくり

かせつくり
Ф=45 台 W=23 D=34 H=57

(写真)かたせつくり

かせつくり
Ф=45 台 W=23 D=34 H=57

(写真)かせかけ

かせかけ
Ф=48 台 W=50 D=16 H=60

(写真)折りたたみ枠

折りたたみ枠
機を経る経糸を巻き取る道具。
W=14 D=14 H=21

(写真)経台(へだい)

経台(へだい)
布を織るときに、縦糸をそろえる。W=74 D=10 H=36

(写真)はやまい

はやまい
糸枠に糸を巻き取る道具。多くは樫の木で出来ている。
W=50 D=32 H=46

(写真)改良型(かいりょうがた)はやまい

改良型(かいりょうがた)はやまい
鉄でつくられている。歯車が付いて回転する。
W=50 D=19 H=25

(写真)はやまい

はやまい
W=51 D=18 H=42

(写真)筬(おさ)

筬(おさ)
織機で布を織るとき、経糸の位置をととのえて、緯糸を織り込むのに使う。
W=41 D=8

(写真)管(くだ)

管(くだ)
織機で布を織るとき、管に巻いた緯糸を舟形の杼(右)の内側に入れて使う。
L=9

(写真)杼(ひ)

杼(ひ)
織機の付属品、緯糸を通すのに用いる舟形の木製用具。
L=25 W=4 D=2

(写真)高機(たかばた)

高機(たかばた)
手織り機のうち、腰を掛ける位置が高く、全体が水平に組み立てられた機。
L=174 W=79 H=152

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