世界自閉症啓発デー

更新日:2022年09月13日

「世界自閉症啓発デー」とは

 国連総会(平成19年12月18日開催)において、カタール王国王妃の提案により、毎年4月2日を「世界自閉症啓発デー」とすることが決議され、全世界の人々に自閉症を理解してもらう取り組みが行われています。

 わが国でも、世界自閉症啓発デー・日本実行委員会が組織され、自閉症をはじめとする発達障がいについて、広く啓発する活動を行っています。

 具体的には、毎年、世界自閉症啓発デーの4月2日から8日を発達障がい啓発週間として、シンポジウムの開催やランドマークのブルーライトアップ等の活動を行っています。

 自閉症をはじめとする発達障がいについて知っていただくこと、理解をしていただくことは、発達障がいのある人だけでなく、誰もが幸せに暮らすことができる社会の実現につながるものと考えています。

 皆様のご理解とご支援をお願いいたします。

自閉症を知っていますか?

 自閉症は、「常に自分の殻に閉じこもっている状態」と考えられたり、「親の育て方が冷たかったということが原因ではないか」と思われることがありますが正しくありません。

 脳の発達の仕方の違いから「他の人の気持ちや感情を理解すること」「言葉を適切に使うこと」「新しいことを学習すること」などが苦手であり、一般的な「常識」と思われることを身につけることも苦手です。このため、まじめに取り組んでいても、誤解されることがあります。

 なお、自閉症の人たちは、とても「純粋」で、自分の感じたままに話したり、行動したりすることがあり、感覚が敏感であったり記憶が抜群な人もいます。

 このような、自閉症の人たちの行動や態度の意味を理解していただき、愛情をもって支援していただければと思います。

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