所得税と町県民税(住民税)で控除に違いがあるのはどうしてですか
教えてください
扶養控除や生命保険料控除など、所得税と町県民税(住民税)では違いがあるようですが、どうしてですか?
お答えします
町県民税にも扶養控除、生命保険料控除など所得税と基本的に同様の所得控除制度が設けられていますが、控除額が異なります。
扶養控除、生命保険料控除のほか、基礎控除、地震保険料控除、配偶者控除などの住民税の控除額は、所得税より低く設定されています。
例えば、介護医療保険の生命保険料控除は、所得税では最高4万円に対し町県民税では2万8千円であり、基礎控除、 配偶者控除等も所得税では38万円に対し住民税では33万円です。
所得税と町県民税では、所得控除の金額が異なることから、所得税が発生しない場合でも町県民税は発生することがあります。
町県民税(住民税)とは、たくさんの住民に広く浅く負担していただくもので、公共サービスとして広く住民に還元されます。
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更新日:2017年12月22日