窒息について~窒息の症状と対処法~
お正月は窒息事故に注意が必要です
お正月になると、窒息による死亡事故のニュースをよく耳にするかと思います。
実際に窒息による死亡は1年間の中で正月三が日が圧倒的に多くなっています。特に高齢者の方は飲み込みの力が弱くなっていたり、食べ物がのどに残りやすい人も多くなるため、窒息を起こしやすいです。
だからこそ、窒息の症状や対処法をあらかじめ知っておいて、もしものために備えておくことが必要になっていきます。
窒息の症状
窒息をした時によくみられるのがチョーク(窒息)サインです。チョーク(窒息)サインとは、声を出せずに自分の手でのどをつかむ動作をします。また、苦しそうなり、顔色も悪くなります。
窒息の対処法
窒息が5分以上続くと、死亡につながることが多いです。そのため、救急車を呼んでも間に合わないこともあります。だからこそ、窒息を起こした時の対処法を知っておくことは重要です。
対処法
1.背中を強く叩く(背部叩打法)
窒息を起こした時に最初に行うことです。手のひらの付け根部分で背中の肩甲骨の中間あたりを数回強く叩きます。
2.だめなら、腹部突き上げ法(ハイムリック法)
腹部の上の部分を手前情報に強く突き上げます。
(注)腹部突き上げ法は乳児や妊婦、肥満の強い方には行わないでください。
3.反応がなくなったときはAED(自動体外式除細動)を使用
窒息事故は思いがけずに起こってしまうものです。自分は窒息を起こさないから大丈夫と思っていても、周囲の人が突然窒息を起こすこともあるかもしれません。いざというときに備え、対処できるよう準備を整えましょう。
窒息に関する資料
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更新日:2024年12月25日