町長メッセージ 1月5日 仕事始めにおける職員に向けたメッセージ

2026年仕事始めに際し、職員の皆さんへ以下のとおりメッセージを送りました。
明けましておめでとうございます。
職員の皆さんにおかれましては、健やかに新春をお迎えのこととお慶び申し上げます。
昨年は、町内で新たなイベントが次々と開催されました。きっかけは今年度創設した補助金による支援ですが、地域の皆さんの力を感じました。これは単に補助金を出すだけではなく、行政が「前に出すぎず、でも必要なところは支える」立ち位置を取ることで、ほどよい雰囲気のイベントになったのではないかと思います。JR東浦駅でのイベントでは新たに整備した駅前広場の可能性を感じることができ、地域の皆さんのチャレンジに感謝するとともに、それを水面下で支援してくれた職員の皆さんにも感謝いたします。チャレンジで言えば、本町が後押しをした若者の海外挑戦の成果報告会において、子どもたちの成長した姿を見ることができ、夢を追いかける大切さを改めて感じました。
さて、今年も住民の皆さんのご期待に応えられるよう、私たちも様々なことにチャレンジし、町政をしっかりと前に進めていきたいと思います。私が掲げた8つの柱の政策「東浦町をアップデート!~ここから、未来へ~」では、そのロードマップについて昨年5月に進捗状況の評価を行いました。おおむね順調に進んでいる中で、職員の皆さんと議論を重ね、取り巻く環境の変化などにより方針変更した取組が3項目ありました。今年も政策ロードマップを道標にしながらも、それに固執することなく、その時々での相応しい対応を議論・判断し、ひとつずつ形にできればと思います。「誰もが暮らしやすく、すべての人が輝き、挑戦できるまち」の実現に向けて、共にチャレンジしていきましょう。
今年考えている取組について、政策指針の柱に沿って少し触れたいと思います。
1つ目の柱「すべての人が輝き、挑戦できるまちへ」では、本町でチャレンジする皆さんを支えていきます。創業や商品開発、新たな特産品づくりを支援するなど企業等が町内で活動しやすい環境を整えます。また、未来を創る子どもたちの教育を充実させるとともに、若者の海外挑戦応援事業は継続します。子どもたちが国際感覚を育むためのきっかけづくりも進めます。
2つ目の柱「誰もが暮らしやすいまちへ」では、住民の皆さんが安心して暮らせるよう医療・福祉・行政の連携体制を強化し、東浦町らしい地域で支えあう地域共生社会づくりを行います。また、2040年問題に向けて愛知県内で開催されるアジアパラ競技大会を通じて障がいや多様性を尊重しあう社会への理解を深めるとともに、スポーツによる生きがいや健康づくりを進めます。
3つ目の柱「子どもを優しく育むまちへ」では、「こどもまんなか」なまちとして、地域で子どもを育む仕組みづくりを進めます。子どもの健康状態や発達を評価し、必要な支援を提供していきます。また、お子さんを保育園に通わせる保護者の負担軽減を図れるよう、紙エプロンとウェットティッシュを園で準備するほか、お昼寝布団を持ち帰らなくてもよい仕組みを整えます。加えて、保育園・幼稚園以外の選択をされた家庭への多様な子育て応援補助制度を創設します。
4つ目の柱「災害時にも安心・安全なまちへ」では、災害に強いまちにするための整備をハード・ソフトの両面から進めます。また、災害時に速やかに情報を伝達するためにも町公式LINEの登録者を増やしていきます。加えて、避難行動要支援者の方が民間社会福祉施設に直接避難できる体制を整えていきます。民間企業や事業所等と災害時における連携協定の締結や受援計画を策定することで、災害時の資材の手配や避難所・電源の確保等の体制づくりを進めます。
5つ目の柱「自立した元気なまちへ」では、名古屋三河道路計画に合わせた道路ネットワークの再構築や土地利用のあり方を提案するための検討を進めます。また、公共施設再配置計画のモデル事業である「森岡地区拠点施設」及び「東浦中学校・東浦文化広場複合施設」について、住民の皆さんの意見を聞きながら基本計画を策定していきます。引き続き、町内での起業・創業サポートのほか、特に飲食店の開業や地産地消、オーガニック農業への取組を支援します。
6つ目の柱「地域に誇りと愛着を持てるまちへ」では、東浦町の知名度向上に取組み、住民の皆さんが町に愛着を持てる地域プライドの醸成をはかります。また、様々な関係者が直接意見交換できる場として「ごちゃまぜ交流会」を開催します。さらには、東浦町の行財政運営が持続可能となる予算編成を行い、将来にわたって安定したサービスが提供できるよう4月から下水道使用料を改定します。水道料金や町運行バス「う・ら・ら」の運賃のあり方についても検討します。
7つ目の柱「たくさんの人を引き寄せるまちへ」では、全国に誇れる「ほどよいまち東浦」の情報をどんどん発信していきます。東浦町を全国にアピールし、国の新たな施策である「ふるさと住民登録制度」を意識しながら東浦ファンを増やしていきます。また、住民の皆さんが楽しむことができ、町の魅力を広めるイベントが多く実施されるよう開催支援をしていきます。再来年の2028年は町制80年、於大の方生誕500年の年となります。於大の方生誕500年はその機運を徐々に高めていくため、今年から全国の皆さんを巻き込む事業を開始します。
最後の8つ目の柱「国・県等と連携してまちをアップデート」では、国や県の制度や支援、交付金・補助金を最大限活用し様々な施策を実施していきます。積極的に国や県への要請を行うなど国や県の施策にも反映してもらえるよう取組み、本町の課題解決につなげていきます。また、住民の皆さんの利便性維持と職員の負担軽減を両立させる開庁時間を設定するなど職員の働き方改革に取り組み、東浦町が働く場として選ばれる自治体にしていきます。
以上、いくつかの取組に触れましたが、今年やるべき取組はこれだけではありません。個別に検討をお願いしている事項については検討を深め、結論を出していかなければなりません。「今」を考えるだけでなく、長期的視点で未来を見据えてしっかりと取組んでいきたいと思います。いったん時間や予算がかかることでも、必要と思われることへのチャレンジをお願いします。そして、住民の皆さんの側に立った施策展開としてください。
ところで、昨年2月からの役場庁舎の開庁時間短縮は、職員皆さんが政策立案や創造性のある仕事に取り組み、住民サービスの向上に努めるという目的でした。新たに生まれた勤務時間内のまとまった時間で、課題解決や新たな施策立案に取り組むことはできたでしょうか。私からも様々なお願いをさせていただきました。創造性のある仕事ということで難しい課題に向き合い、プレッシャーもあったかと思います。私としては勤務時間のあり方など、できることから働きやすい環境整備を進めていきたいと考えています。今年も一つひとつの仕事に向き合い、東浦町のアップデートに力を発揮して欲しいと期待しています。
そして、個々が力をつけるためにも外に目を向けてください。国内外の好事例の収集と積極的な活用を行うためにも、外部の勉強会やセミナー、講演会に出かけ見聞を広げてください。出張の際には目的一つを済ますのではなく、人と交流したり多くの現場を見たりといった欲張った出張をしてください。
日頃においても役場内にとどまることなく、地域の皆さんと交流する機会を持ち、相互に信用・信頼の関係を築いてください。地域課題の解決は私たち職員だけではできません。地域の皆さんの力やアイデアに頼ることが必要です。ただし、地域の皆さんを頼るだけではなく地域の皆さんから頼られる存在になって欲しいと思います。地域の皆さんのやりたいことをしっかり下支えし、相談された際には、どうしたらそれが実現できるのかを考えてください。始めからあきらめたり出来ないと判断するのではなく、どうしたらやれるのかということを考えてください。 難しいことには周りを巻き込んで、一人で抱え込む必要はありません。私のところへもいつでも(1on1の時だけでなく)、気軽に相談や提案に来てください。来にくい時には、チャットも活用してください。待っています。
町行政は、多岐にわたる様々な面から住民の皆さんの生活と福祉の向上を支えています。政策指針の8つの柱もそれぞれが独立したものではありません。町政全体でしっかりと連携を取りながら、「誰もがチャレンジできるまち」「すべての人が健康に楽しく過ごせるまち」「子どもの笑顔があふれるまち」の実現を目指して、事業を着実に前に進めていきたいと思います。
今年の抱負を、干支である「丙午(ひのえうま)」に象徴される「駿馬(しゅんめ)」の力強さと「果敢」な勇気を持って積極的に町政を進める一年にしたいという思いから「駿馬果敢」という言葉で表現しました。駿馬果敢に挑戦し、さらに住みやすい町を目指して全力を尽くしていきたいと思います。職員の皆さんもそれぞれが自覚と責任を持って、駿馬果敢に職務に当たるとともに、個々ではなく組織として私を含めた職員みんなで町の取組を進めていきましょう。
子どもの笑顔があふれ、誰もが新しいことにチャレンジできる、そして何よりも健康で安心して暮らせるまち、住んでいて楽しいまちづくりを今年も進めていきましょう。未来に向けて希望をもって変わっていく夢のある「Our Town、私たちのまち」を一緒に創りましょう。
結びとしますが、職員の皆さんには健康への留意をお願いするとともに、楽しく前向きに職務を進めていただきたいと思います。
今年1年が東浦町にとって、そして住民の皆さんにとりまして、素晴らしい年になりますよう心から祈念し、職員の皆さんと心を一つにして全力で取組んでいくことを申し上げ、仕事始めにあたっての年頭挨拶といたします。
どうぞよろしくお願いいたします。
2026年1月5日
東浦町長 日高 輝夫
(注)高は「はしごだか」
この記事に関するお問い合わせ先
政策課 政策秘書係
〒470-2192 愛知県知多郡東浦町大字緒川字政所20番地
電話番号:0562-83-3111
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更新日:2026年01月05日