大規模災害を想定した応急給水訓練の実施

更新日:2024年12月19日

令和6年11月17日(日曜日)、東浦町総合防災訓練の一環として応急給水訓練を東浦町立森岡小学校にて実施しました。被災時には行政と住民の協力が必要不可欠であることから、応急給水の仕組みについてお互いに理解を深め、飲料水等の受け皿となる給水コンテナタンクの組み立て方を自主防災会の方々と一緒に確認しました。
   今後、発生が懸念される南海トラフ地震等の大規模地震を想定し、ポップにて被災時の応急給水の流れ、学校に配備してある給水コンテナタンクの組み立て訓練及び能登半島地震の現地での話を交えながら、参加者へ説明を行いました。

 

町給水車・地区応急給水車は避難所への給水活動を行います。避難所の状況に応じて町給水車は病院等へ、地区応急給水車は公園等へ給水活動を行う想定をしています。

被災時、町給水車・地区応急給水車は配水場で水を汲み、避難所等へ給水活動を行います。(手前:町給水車 、奥:給水タンクを載せた地区応急給水車)

町給水車・地区応急給水車が配水場で水を汲み、避難所へ給水活動を行う前に、給水コンテナタンクを組み立てておく必要があります。

給水コンテナタンクは、避難所である各小中学校に配備してあります。避難所の設営・運営は避難者を含め、地区の方々を中心で行うことになるため、自主防災会・森岡地区の住民の方々を中心に給水コンテナタンクを組み立ててもらいました。

災害で水の供給が止まった際、緊急時の対応として県の水道管から町の応急給水管へ通水し、避難所に水を供給します。ただし、使用するのに多くの時間を費やす可能性が高いため、発災直後は町給水車・地区応急給水車及び給水コンテナタンクから給水活動を行います。

被災時に備えて飲料水、給水袋の備蓄をしましょう!

5リットル非常用給水袋(両手を塞がない肩掛けタイプ)

大規模地震や停電等による断水に備えて、 ひとり1日3リットル×7日分の飲料水を備蓄しておきましょう。 また、災害時に給水を受けるためには給水袋等も必要となります。ポリタンクの備蓄も有用ですが、画像のような給水袋なら肩掛けが可能となり、両手がふさがらないため、身動きがとりやすくなります。

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