結核健診を受けましょう

更新日:2024年02月07日

結核は、過去の病気ではありません

結核は過去の病気ではありません。今でも全国で年間約1万人以上が発病しています。新規結核患者は高齢者に多く、およそ4分の3が60歳以上となっています。

結核とは

結核とは、結核菌によって主に肺に炎症を起こす病気で、日本の主要な感染症です。

結核の症状(長引く咳、たん、微熱、体のだるさ等)には特徴的なものがなく、初期には目立たないことが多いため、特に高齢者では気づかないうちに進行してしまうことがあります。

結核は、早期発見すれば、自身の重症化を防ぐことができるだけでなく、大切な家族や友人等への感染拡大を防ぐことができます。

咳やたんが2週間以上続いたり、微熱や体のだるさが続く場合は、早めに医療機関を受診しましょう。

65歳以上の方は年に1回、必ず結核健診を受けましょう

令和5年度住民健康検診(結核・肺がん検診)は、終了しました。

自覚症状がなくても、65歳以上の方は、年に1回必ず結核健診(胸部レントゲン撮影)を受けましょう。

東浦町では、住民健康検診(結核・肺がん検診)を行っています。

対象:40歳以上の町民(65歳以上の方は、感染症法により、年1回の結核健診を受けることが義務付けられています。)

内容:胸部レントゲン撮影

料金:無料

その他:毎年8月中旬ごろに案内ハガキ(問診票)を送付しています。案内が届かない方、受診したい方は保健センターへ連絡してください。

注意:自覚症状のある方は、検診を受けるのではなく、医療機関で診察を受けてください。

結核を予防するために

適度な運動、十分な睡眠、バランスの良い食事、タバコを吸わないなど、普段から健康的な生活を心がけ、免疫力を高めておくことが大切です。

また、定期的な健診は、早期発見による重症化予防と周囲への感染予防につながります。

「結核予防週間」と「世界結核デー」

厚生労働省では毎年9月24日から30日までを「結核予防週間」として、結核予防に関する普及啓発を行っています。

令和5年度の結核予防週間における国が定めた標語は、

「いまも1日平均28人が結核と診断されています。」です

また、WHO(世界保健機構)では、毎年3月24日を「世界結核デー」に制定し、世界各国に結核対策の強化を呼びかけています。

この記事に関するお問い合わせ先

健康課 成人保健係(東浦町保健センター)
〒470-2103 愛知県知多郡東浦町大字石浜字岐路21番地
電話番号:0562-83-9677
ファックス:0562-83-9678

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