絶滅危惧種「オニバス」の保護活動について(令和3年8-9月)

更新日:2022年07月28日

未来へ残そう!飛山池のオニバス

日本産オニバスは、「レッドデータブックあいち2015」で絶滅危惧1.A類(ごく近い将来における絶滅の危険性が極めて高い種)、国のレッドデータブックでも絶滅危惧2.類(絶滅の危険が増大している種)とランク付けされるなど、愛知県だけでなく全国的に自生地が激減し絶滅が危惧されています。

愛知県では、以前は各地で野生種と栽培種の生存が確認されていましたが、近年では減少しています。東浦町では於大公園による保全活動の成果もあり、2014年に飛山池でオニバスの生育を確認しました。

2012年にはオニバスの生息記録が残る名古屋城の外堀で生育が確認されるなど、愛知県内では少しずつではありますが回復に向かっています。今後も東浦町は、於大公園内での生息域外保全や小学校等との連携により、オニバスの保全活動を進めていきます。

オニバス池は於大公園沿道北方面に位置し、370平方メートル、外周75.6メートルの池です。

 

オニバス 2021

令和3年9月30日

オニバスたち

オニバス池の面々
オニバスの写真

9月30日の大ちゃん、小太郎、三郎、四郎。

オニバスの写真

9月30日の五助、007、004、005、009、010。

熱帯スイレンがいなくなってスッキリしてしまいました。

熱帯スイレンの写真

9月29日、熱帯スイレンをバックヤードに退避させています。10月に入ると水が止まって水位が維持できないので、オニバス池には置いておけません。

オニバスの写真

9月30日、四郎くんと同居していた淡い紫色の花をつける熱帯スイレンをバックヤードに退避させました。

その時、四郎くんが邪魔だったので抜いてみました。ちょっと引っ張ったらブチブチっと何かが切れる音がして簡単に浮き上がってきました。そして、写真はフロート状態の四郎くんです。

さて、四郎くんはこのまま死んでしまうのか、はたまた、水耕栽培状態で寿命を全うするのか、気になるところです。

オニバスの写真

ブチブチ言っていたのは、根っこが切れる音だったようです。白くて太めの根がいっぱい切れてしまっています。

傷は大きそうですが、はたして四郎くんの運命や如何に。

バックヤードと外界の仲間たち
オニバスの写真

9月30日のバックヤードの人たち。

オニバスの写真

9月30日の001、Two。

オニバスの種子の写真

9月30日、六助がタネを浮かべていました。二つだけです。

でも、大きさは1.1センチメートルあり、十分立派なサイズです。

オニバスの写真

9月30日、001が花芽をつけています。

オニバスの種子の写真

その001がタネを浮かべていました。こちらも六助同様、2個です。大きさもほぼ同じくらいで、十分立派なサイズです。

閑話 2021-10-01

熱帯スイレンの写真

バックヤードに移動した熱帯スイレンの花を、切り花にしてこのはな舘のおだいちゃんの近くに飾ってみました。

微かですが、いい香りがします。

令和3年9月28日

オニバスたち

オニバス池の面々
オニバスの写真

9月28日の大ちゃん、小太郎、三郎、四郎。

古い葉の葉柄は伸び続けているようで、大ちゃんと小太郎くんの葉っぱがついに池の縁に届くようになりました。ただ、新しい葉が出てくる気配はほとんどありません。

オニバスの写真

9月28日の五助、007、004、005、009、010。

全体に黄色い葉っぱが増えてきました。こちらも新しい葉っぱはあまり見られません。終焉が近づいているのでしょう。

オニバスの写真

9月25日の小太郎くんの中心部。

太いチューブが四方八方に伸びています。エイリアン感満載です。

バックヤードと外界の仲間たち
オニバスの写真

9月28日のバックヤードの人たち。

バックヤードの人たちは細々とですが、まだ動いている感じです。
 

オニバスの写真

9月28日の001、Two。

閑話 2021-09-28

シロテングタケの写真

シロテングタケ再び(9月23日)。

梅見の丘で、前回6月29日に続いて二度目の子実体形成です。

コノシメトンボの写真

コノシメトンボ(小熨斗目蜻蛉)が来ていました。

私が気がついたのは9月24日ですが、もっと前からいたような気がします。オニバス池にいる個体は色がショウジョウトンボ並みに真っ赤なので、ショウジョウトンボが秋になって痩せてしまったのかと思っていました。でも、よく見ると羽の先に色がついています。ショウジョウトンボは付け根に色がついています。このはな館所蔵の「ネイチャーガイド 日本のトンボ、尾園暁・川島逸郎・二橋亮、文一総合出版(2012)」で調べてみました。ショウジョウトンボではありません。コノシメトンボです。

ところで、このトンボもショウジョウトンボと同じで、写真に写っている枯れ枝によく止まっています。

ウシガエルの写真

オニバス池でウシガエル 、2匹目です。

目が白くなっている個体は熱帯スイレンの葉の上にいつもいます。この個体は、小太郎くんの近くにいます。

令和3年9月23日

モズの高鳴きが聞かれるようになりました。秋ですねぇ。

オニバスたち

オニバス池の面々
オニバスの写真

9月23日の大ちゃん、小太郎、三郎、四郎。

オニバスの写真

9月23日の五助、007、004、005、009、010。

オニバスの果実の写真

炸裂したての果実です。

先端の尖っている部分と種子を包んでいる部分の境目に亀裂が入って、そこから種子が流れ出てきます。種子が流れ出るにつれて裂け目が広がり先端部分は簡単に分離してしまいます。

オニバスの果実の写真

果実の向きを変えて写真を撮ろうと果柄に触ったら、途端に、先端部分が外れて中身がこぼれ出てしまいました。いったん種子の放出が始まったら、もう誰にも止められない感じです。

ところで、割れたての果実、種子は新鮮、ちょっと青っぽいけど果実味のある匂い。条件は揃いました。
実は、オニバスの種子や葉柄を食べる、という話は文献にも書かれているし実際食べたことのある人もいるのですが、仮種皮を食べる、という話は見当たりません。

ということで食べてみました。

結論から言うと仮種皮は食べ物ではありませんでした。まず、噛むとすぐに厚みがなくなり種子にピッタリ張り付きちょっと噛んだくらいでは剥がせません。そして、潰れる時に出てくるのはほとんどが液体ではなく気体のようで、味も食感も全くありません。つまり、美味しいという期待に応えるものは皆無ですし、そもそも何かを摂取したという感覚も得られないので、口に入れる意味がありません。

色艶と触感は期待させてくれたんですけどねぇ。

バックヤードと外界の仲間たち
オニバスの写真

9月23日のバックヤードの人たち。

オニバスの写真

9月23日の001、Two。

閑話 2021-09-23

キクヅキコモリグモの写真

前回、生まれたばかりの子供たちを背負っているキクヅキコモリグモのお母さんをご紹介しましたが、今日は、卵をぶら下げているお母さんのご紹介です。

卵は糸で作った袋に入れてお尻の先にぶら下げています。卵の時点では引き摺り回しているんですね。

ところで、袋には水をはじいているようなツヤツヤ感があります。もしかして、防水仕様でしょうか。

令和3年9月18日

オニバスたち

オニバス池の面々
オニバスの写真

9月18日の大ちゃん、小太郎、三郎、四郎。

オニバスの写真

9月18日の五助、007、004、005、009、010。

オニバスの花の写真

大ちゃんの花、9月18日。

オニバスの花の写真

小太郎の花、9月18日。

オニバスの花の写真

ちなみに9月16日の小太郎の花。

オニバスの花の写真

三郎の花、9月18日。

オニバスの花の写真

四郎の花、9月18日。

オニバスの花の写真

五助の花、9月18日。

オニバスの花の写真

007の花、9月18日。

オニバスの花の写真

004の花、9月18日。開放花はありません。

オニバスの花の写真

005の花、9月18日。開放花はありません。

オニバスの花の写真

009の花、9月18日。

オニバスの花の写真

010の花、9月18日。開放花はありません。

オニバスの花の写真

001の花、9月18日。久しぶりに可愛い花が咲きました。

オニバスの花も終わりが近づいている感じがしてきました。

でも、まだ株によっては花芽がありますから、もうしばらく楽しませてもらえそうです。

バックヤードと外界の仲間たち
オニバスの写真

9月18日のバックヤードの人たち。

オニバスの写真

9月18日の001、Two。

閑話 2021-09-18

ヌマガエルの写真

オニバスのトゲだらけの葉の上にいるヌマガエル。

近づくと飛び跳ねてちょっと離れた葉の上に着地します。トゲなど無いかのように普通に葉の上を移動します。

刺さらないのでしょうか。それとも刺さっても感じないのでしょうか。

熱帯スイレンの写真

熱帯スイレンの花が、オニバスの葉を突き破っています。花の少し手前に蕾も突き破っているのが見えます。

このサイズの穴を指で開けようとするととげに引っかかるのですが、スイレンの蕾は引っかかれないのでしょうか。それとも引っかかれても傷つかないのでしょうか。

コモリグモの写真

キクヅキコモリグモでしょうか。オニバス池のスイレンの葉の上にいました。

赤ちゃんを背負っています。

コモリグモの仲間のお母さんは、子供とのスキンシップをとても大切にしているように見えます。

ちなみに、キクヅキコモリグモは水辺によくいるクモで、水面を走れます。

令和3年9月15日

桜見の丘のあたりでコサメビタキを見かけました。秋の渡りの途中で立ち寄っていただけたようです。

オニバスたち

オニバス池の面々
オニバスの写真

9月15日の大ちゃん、小太郎、三郎、四郎。

オニバスの写真

9月15日の五助、007、004、005、009、010。

オニバスの写真

9月11日の小太郎くんの中心部です。たくさんの花芽と葉芽が見えます。まだまだ咲かす気満々、ということでしょうか。

オニバスの写真

9月14日の小太郎くんの中心部です。いっぱい咲かせています。そして、花芽はまだあります。さらに咲かす気満々です。

オニバスの果実の写真

自然生えの株の果実です。すこし赤味がかっています。そして、もこもこしています。触ると柔らかさを感じます。もう直ぐ炸裂して種子を放出しそうな予感がしたので、摘み取ってきました。ちなみに、果実の種子の入っている部分の幅は写真の通り4.5センチメートルです。

オニバスの果実の写真

長さは4センチメートル。

オニバスの果実の写真

炸裂しました。

花芽の入っている部分と種子と小さな未熟な種子が浮かんでいます。

種子を包んでいた部分は溶けてしまってはっきりとした形を残していません。棘だけが残っています、底のほうに。

オニバスの種子の写真

種子は仮種皮に包まれた状態で、長軸方向に約1.3センチメートル。

オニバスの種子の写真

中身は長軸方向に1.1センチメートル。果実が小さくても中の種子は普通の大きさでした。

ちなみに、種子の右側の紫色の液体は仮種皮を裂いたときに噴き出したものです。

オニバスの種子の写真

中に入っていた数は、22個でした。

オニバスの果実の写真

四郎くんの炸裂したての果実です。内側はこんなデザインなんですね。

花弁を収める先端部分は比較的長い間そのままの状態で漂っているのをよく見かけるのですが、種子を包んでいる部分は短時間で溶けてしまうようで写真のように綺麗な状態のものは滅多にお目にかかれません。
 

バックヤードと外界の仲間たち
オニバスの写真

9月15日のバックヤードの人たち。

オニバスの写真

9月15日の001、Two。

閑話 2021-09-15

キノコの写真

白いキノコ がいっぱい出ていました。

ウスヒラタケ?ツキヨタケ??それとも???

熱帯スイレンの写真

四郎くんのポットに同居している熱帯スイレンの花です。

株が小さいままで、なかなか大きくなりません。四朗くんに押されているのでしょう。花は淡い紫色でとても綺麗です。オニバスの濃い紫色の花とは対照的で、やさしげです。

バラの写真

バックヤードでバラの花が咲いていました。とても新鮮な感じがして、つい見入ってしまいました。

ウシガエルの写真

オニバス池で見かけたウシガエル。

目が白くなっています。病気でしょうか。

今シーズンはウシガエルの勢いがなくて昨年のようにトンボに飛びかかる姿を見ることができず、ファンの方たちが残念がっていましたが、もしかして病気のせいだったのでしょうか。

ハゴロモの写真

ハゴロモの幼虫。もしかすると、台湾からの移入種と言われている種類。その場合、和名はまだないそうです。

忙しそうに歩き回っていました。写真を撮ろうとカメラを向けると、こちらの視線を避けるように進路を変えてジグザグに歩いていました。

ハゴロモの写真

そのハゴロモを後ろから見たところです。

不思議な格好に見えますが、もしかしたら究極のファッションセンスの為せる業なのかもしれません。

ちなみに、和名はありませんが学名はあります。Pochazia shantungensisです。

桜の花の写真

菖蒲園の近くで1本だけ立っているサクラの花が咲いていました。

品種名を検索中です。

令和3年9月10日

オニバスたち

オニバス池の面々
オニバスの写真

9月7日の大ちゃん、小太郎、三郎、四郎。

オニバスの写真

9月9日の大ちゃん、小太郎、三郎、四郎。

オニバスの写真

9月10日の大ちゃん、小太郎、三郎、四郎。

オニバスの写真

9月7日の五助、007、004、005、009、010。

オニバスの写真

9月9日の五助、007、004、005、009、010。

オニバスの写真

9月10日の五助、007、004、005、009、010。

オニバスの写真

007のポットでは花が葉を突き抜けています。

ここのポットでは、古い葉を取り除いていません。自然生えの株も3株ほど残してあります。そのため、葉っぱが混み混みになっています。そういう状況では、花は葉を突き破ってでも空中に出てきます。

そうさせるためでしょうか、葉肉が脆いのは。

オニバスの写真

例年だったら引っこ抜かれていたはずの自然生えです。閉鎖果をつけていました。

でも、果実は小さいです。種子は何個ぐらい入っているのでしょう。種子の大きさは十分でしょうか。

機会があったら確認してみましょう。

オニバスの種子の写真

回収した種子です。ボロボロになった仮種皮を取った後です。

このまま水中で保管して、来年以降発芽したら再びオニバス池に帰ってくるかもしれません。

ちなみに、白い点が二つずつ見えますが、少し膨らんだところについている楕円形の部分がへそと呼ばれるところで、仮種皮がついていたところです。もう一つの種子の長軸の端にあり真円形の部分が発芽孔です。

バックヤードの人たち
オニバスの写真

9月9日のバックヤードの人たち。

オニバスの写真

9月10日のバックヤードの人たち。

外界の仲間たち
オニバスの写真

9月7日の001、Two。

オニバスの写真

9月9日の001、Two。

オニバスの写真

9月10日の001、Two。

閑話 2021-09-10

仙人草の写真

薬草園の一角にセンニンソウがいます。

今、花盛り。近くのホトトギスと共に花盛り。

サンザシの実の写真

サンザシの果実が良い色になってきました。美味そうな色です。

ツバキの実の写真

ツバキの果実も色がついてきました。

艶々して綺麗ですが、食欲をそそられません。ツバキだと知っているからでしょうか。

チャノキの実の写真

チャノキも果実がついています。

こちらもツバキと同じ理由で、美味しそうには見えません。

アケビの実の写真

アケビも果実がついています。

まだ小さくて青々しているので美味しそうには見えません。が、将来が楽しみです。

郁子の実の写真

ムベも果実がついています。

こちらもまだ青くて美味しそうには見えません。が、将来が楽しみです。

令和3年9月4日

オニバスたち

オニバス池の面々
オニバスの写真

9月2日の大ちゃん、小太郎、三郎、四郎。

オニバスの写真

9月3日の大ちゃん、小太郎、三郎、四郎。

オニバスの写真

9月4日の大ちゃん、小太郎、三郎、四郎。

ちょっとアングルを変えてみました。このところ、葉柄の伸び方が小さくなっています。葉っぱもいっときのような巨大化傾向が落ち着いてきたように見受けられます。花が咲くからなのか、お天気の影響なのか。今後の動静が気になるところです。

オニバスの写真

9月2日の五助、007、004、005、009、010。

オニバスの写真

9月3日の五助、007、004、005、009、010。

オニバスの写真

9月4日の五助、007、004、005、009、010。

005と010の葉が黄色くなってきました。終わりを予感させる色合いですね。ところで、こちらも巨大化傾向には歯止めがかかった感じです。そして、閉鎖果から種子が溢れるようになってきました。

オニバスの写真

9月2日の小太郎の開放花。数が増えてきています。花盛りですね。

オニバスの花の写真

果実の先っぽが回収できました。

種子の入っていた部分とのつなぎ目は不思議な形をしています。あらかじめ分離することを前提としたデザインになっていると言うことでしょう。

オニバスの花の写真

そして、その先っぽの部分の中には花びらが入っていました。スミレなどの閉鎖花とは異なり、一応花弁は用意されています。

咲こうと思ったら咲けるぞ、と言うことなのでしょうか。それとも用途に合わせてそれぞれ別の形を作るのが面倒だったとか。

バックヤードの人たち
オニバスの写真

9月2日のバックヤードの人たち。

オニバスの写真

9月3日のバックヤードの人たち。

002が種子を放出していました。来年以降のために回収させてもらいました。

オニバスの写真

9月4日のバックヤードの人たち。

外界の仲間たち
オニバスの写真

9月2日の001、Two。

オニバスの写真

9月3日の001、Two。

オニバスの写真

9月4日の001、Two。

昨日池で回収した仮種皮つきのタネを浮かべてあります。

触ると滑っとして変な匂いがしますが、ご興味ございましたらご覧になってみてください(手洗いは、東屋を挟んで反対側にございます)。

閑話 2021-09-04

熱帯スイレンの写真

8月16日に植えた熱帯スイレンのムカゴ苗の様子です。

葉っぱが小さくて色も若々しくて、とっても可愛い感じになってきました。このままのサイズでいてくれたらおウチでも育てやすくて良いのに、と思ってしまいました。

令和3年9月1日

オニバスたち

オニバス池の面々
オニバスの写真

8月27日の大ちゃん(118.5 cm)、小太郎(149 cm)、三郎(109 cm)、四郎(130.5 cm)。四郎くんだけ前回のサイズを超えられませんでした。

オニバスの写真

8月28日の大ちゃん、小太郎、三郎、四郎。

オニバスの写真

9月1日の大ちゃん、小太郎、三郎、四郎。

オニバスの写真

8月27日の五助(101.5 cm)、007(125.5 cm)、004(114 cm)、005(125.5 cm)、009(135.5 cm)、010(130.5 cm)。009も前回を超えられませんでした。そろそろ、生長が止まるころなのでしょうか。

オニバスの写真

8月28日の五助、007、004、005、009、010。

オニバスの写真

9月1日の五助、007、004、005、009、010。

熱帯スイレンとオニバスの写真

四郎くんとその同居人の熱帯スイレンがそろって花を咲かせていました。

この熱帯スイレンは一人だけ淡い紫色の花を咲かせます。

オニバスの花の写真

9月1日、オニバスの開放花の花数が増えてきました。

ただ、花自体は小ぶりで地味なので、この状態を見て「花はこれからですか?」とお尋ねになる方が大勢いらっしゃいます。そんな時は「いいえ、もう咲いています。」とお答えしています。

バックヤードの人たち
オニバスの写真

8月27日のバックヤードの人たち。

オニバスの写真

8月28日のバックヤードの人たち。

オニバスの写真

9月1日のバックヤードの人たち。

外界の仲間たち
オニバスの写真

8月27日のTwo。日に日に食害がひどくなります。

オニバスの写真

8月28日、あまりに食害がひどいので、Twoをオニバス池の横の001が入っていたバットに移しました。葉も新芽も蕾もかじられて、ボロボロになってしまいました。回復してくれると良いのですが。

オニバスの写真

9月1日、001とTwo。小さいながらもきれいな001と比べて、Twoの傷だらけの様子がなんとも痛々しいです。中池なんかに連れて行ったことを深く後悔しています。

オニバスの写真

8月28日、001をこれまでとは別のバットに移しました。

そのバットの底に映った葉っぱの影の写真です。なんだか不思議な絵になっています。

閑話 2021-08-28

ホトトギスの写真

薬草園でホトトギスの花が咲いていました。蕾もたくさん有りますので、これからしばらく楽しめそうです。

このはなワゴンの中の写真

その薬草園の隅っこにこのはなワゴンがあります。

今、多肉植物と早どりの秋の実りでいっぱいです。柿、栗、石榴、胡桃、南瓜、エゴノキの実などなど。

栃の木の実の写真

薬草園では、トチの実も落ちていました。

この実は特に何かに使えるわけではありませんが、見つけるとつい拾ってしまいます。

このはなワゴンに載せておきましたので、お近くにお寄の際はご覧になってみてください。

コブシの実の写真

コブシの果実が色づいていました。きれいなピンクで変な形です。

コブシの実の写真

その果実が弾けると中から朱色の種子が現れます。

セスジスズメの幼虫の写真

セスジスズメのまだ若い幼虫です。黒い体に黄色い4つの眼状紋が恐ろし気です。

セスジスズメの幼虫の写真

でも、本当の彼は、私に捕まることなく無事にこの場をやり過ごせますようにと3組の胸脚を胸の前で合わせて祈っている怖がり屋さんなのかもしれません。

令和3年8月26日

8月21日の土曜日、オニバス池の周りでミンミンゼミが鳴いていました。

知多半島北部に位置する東浦町ではちょっと珍しいお客さんなのではないでしょうか。

オニバスたち

オニバス池の面々
オニバスの写真

8月21日の大ちゃん(107 cm)、小太郎(139.5 cm)、三郎(101 cm)、四郎(139 cm)。

オニバスの写真

8月25日の大ちゃん、小太郎、三郎、四郎。

オニバスの写真

8月26日の大ちゃん、小太郎、三郎、四郎。

オニバスの写真

8月21日の五助(96.5 cm)、007(114 cm)、004(110.5 cm)、005(138 cm)、009(137.5 cm)、010(130 cm)。

オニバスの写真

8月25日の五助、007、004、005、009、010。

オニバスの写真

8月26日の五助、007、004、005、009、010。

オニバスの写真

オニバス池に自然に生えてきた実生株の大き目の葉っぱの直径が62センチメートル有りました。

発芽が遅かったせいでしょうか、全体に小ぶりです。この後どこまで伸びるのか気になるところです。

オニバスの写真

小太郎くんの閉鎖花です。

アップで見ると、水中から現れた怪獣感が半端ないですね。

オニバスの写真

その小太郎くんの葉の葉脈の高さは4cmほどありました。幅は1センチメートルほどです。

実物を見ると、「デカっ!」という感じです。

オニバスの写真

先日ご紹介した通り、葉の裏側では葉肉は紫で葉脈は緑です。でも、表側では葉肉は緑で葉脈は紫です。色を逆転させています。

どういう経緯でこんな色使いになったのか、知りたいところですね。

オニバスの写真

8月21日、001を温室から出してオニバス池に連れて行きました。

ただし、植え替えはせず、今までのプラポットのままバットに入ってもらっています。

とっても間近に見ることができますので、ぜひご覧ください。ただし、葉っぱは小さくてもトゲは完全な凶器になっていますので、十分お気をつけください。

オニバスの写真

8月25日、開放花が再び出てきました。

写真は四郎くんのものですが、他のメンバーもボチボチ花芽が出てきています。

バックヤードの人たち
オニバスの写真

8月21日のバックヤードの人たち。

オニバスの写真

8月25日のバックヤードの人たち。

オニバスと熱帯スイレンの写真

8月26日のバックヤードの人たち。002と六輔だけになってしまいました。代わりと言うわけでは有りませんが、ムカゴから発芽した熱帯スイレンの若人を植えてみました。

オニバスの写真

六助が種子を放出していました。

1個だけです。

写真で横に写っているのは放出後の果実の残骸です。

外界の仲間たち
オニバスの写真

8月25日、中池にTwo of Twoを移植しました。以前、ミドルポンド1世がいたところの側です。今のTwoはかなりトゲトゲしているので、もしかしたらカメやザリガニの攻撃を凌げるかもしれないと思い、出陣してもらいました。今後の様子に注目です。

オニバスの写真

8月26日、一晩でかなり食害されています。齧っているのはアメリカザリガニです。このままではTwoも食べ尽くされてしまうかもしれませんが、もう少しだけ様子を見てみようと思います。

閑話 2021-08-26

ツマアカクモバチとアシダカグモの写真

ツマアカクモバチが蜘蛛を運んでいました。

狩られていたのはアシダカグモです。この蜂、アシダカグモのハンターとして有名なようです。

ところで、狩はオニバス池で行われていましたが、アシダカグモって屋外にもいるんですね。

令和3年8月20日

オニバスたち

オニバス池の面々
オニバス池の面々

8月17日の大ちゃん、小太郎、三郎、四郎。

オニバス池の面々

8月19日の大ちゃん、小太郎、三郎、四郎。

オニバス池の面々

8月20日の大ちゃん、小太郎、三郎、四郎。

オニバス池の面々

8月17日の五助、007、004、005、009、010。

オニバス池の面々

8月19日の五助、007、004、005、009、010。

オニバス池の面々

8月20日の五助、007、004、005、009、010。

オニバスの種の写真

8月19日雨の木曜日に古い葉っぱを取り除いていたら、オニバスの種子が浮かんでいるのを見つけました。

淡紅色の斑点をもつ寒天質の仮種皮に包まれた状態です。004の中心近くにあったのですが、トゲトゲ果実の残骸は見当たりませんでした。004が種子飛ばし一番乗りだったのでしょうか。

オニバスの葉の裏側の写真

その雨の木曜日葉かき作業中、「裏側ってそんな色してるんですね。知りませんでした。」と言いながら通り過ぎていく人が4人ほどいらっしゃいました(私が作業をしている間にオニバス池に足を運んでくださった方全員です)。

確かに、オニバスの裏側なんて見る機会はないでしょうから、知らない人の方が圧倒的に多いのも当然でしょう。

オニバスの葉の裏側の写真

ということで、今日はオニバスの葉の裏側をご紹介します。

葉肉の部分が紫色をしています。ここはペラペラで、1メートルを超えるくらい大きな葉でも指で簡単に破れます(むしろ、破らないように触るのが難しいほどです)。そして、葉脈の部分は緑色で網目状に張り巡らされています。葉肉よりは硬いですが、それほど硬くはありません。指で簡単に押しつぶせます。

オニバスの棘の写真

そして、葉脈には鋭いトゲがいっぱい生えています。

太くて硬いトゲの先端は非常に鋭く尖っています。触っただけで痛くて、しかも痛みが後を引きます。

何度か刺されたことのある私は、極力触らないようにしています。

バックヤードの人たち
オニバスの写真

8月17日のバックヤードの人たち。

オニバスの写真

8月19日のバックヤードの人たち。

オニバスの写真

8月20日のバックヤードの人たち。

閑話 2021-08-20

キノコの写真

黄色いクリタケのようなキノコ六度(8月17日)。前回は7月10日。

このところ雨が続いてますから。

ボケの花の写真

8月17日、ボケの花が一輪だけ咲いていました。

変な陽気に誘われて出番を間違えてしまったのでしょうか。

ノカンゾウの花の写真

8月19日、待合小屋の前でノカンゾウの花が咲いていました。

地味な橙色の花ですが、この季節には珍しい洪雨の空模様の元ではちょっと目を引きます。

1日花ということなので、写真の花は明日には萎れてしまっているのでしょう。

令和3年8月14日

オニバスたち

オニバス池の面々
オニバスの写真

8月12日の大ちゃん、小太郎、三郎、四郎。

オニバスの写真

8月13日の大ちゃん、小太郎、三郎、四郎。

オニバスの写真

8月14日の大ちゃん、小太郎、三郎、四郎。

オニバスの写真

8月12日の五助、007、004、005、009、010。

オニバスの写真

8月13日の五助、007、004、005、009、010。

オニバスの写真

8月14日の五助、007、004、005、009、010。

オニバスの写真

8月14日。閉鎖花と思われる花芽がいっぱい出てきました。

小太郎、四郎、005など葉っぱの大きな株はみんなです。

ちなみに写真は四郎くんのものですが、真ん中に熱帯スイレンの花が見えています。

四郎くんは元々、枯れたと思われていた熱帯スイレンの鉢から自然に生えてきた人です。でも、そのスイレンは死んでいなかったいうことでしょう。そして、今、復活して花をつけてしまったということです。しかも、まだ葉っぱだけのものも合わせて2株います。
 

バックヤードの人たち
オニバスの写真

8月12日のバックヤードの人たち。

オニバスの写真

8月13日のバックヤードの人たち。

オニバスの写真

8月14日のバックヤードの人たち。

オニバスの写真

8月14日の001。何故か若葉が見たことないくらい立ち上がっています。挙動不審感満載です。

オニバスの写真

8月14日の六助。こちらも立ち上がっています。二人いると挙動不審感も倍増しますね。

閑話 2021-08-14

オオヒラタシデムシの写真

オオヒラタシデムシ。生き物の死骸に集まる森の掃除屋さんとして有名です。

滝の下の橋の上を急ぎ足で歩いていました。

オニバスの写真

バックヤードにいるTwo of Twoの葉の表側のトゲです。

かなり鋭くて硬いので触るととても痛いです。裏側にも同じように生えていて、こちらも固くて鋭くて触るととっても痛いです。

これとは対照的に、トゲのない葉肉の部分はとても薄くて柔らかいです。

オニバスの写真

そのTwo of Twoのまだ開き切っていない葉っぱの写真です。

ゴムのような不思議な質感、中心から広がるなんともいえないシワシワ感、そしてその間隙にひっそりと並ぶ恐ろしいトゲ。

エイリアン感満載ですね。
 

令和3年8月10日

オニバスたち

オニバス池の面々
オニバスの写真

8月7日の大ちゃん。

オニバスの写真

そして葉の大きさは、79センチメートル。前回32cm+47cm。

オニバスの写真

8月10日の大ちゃん。

オニバスの写真

8月7日の小太郎。

オニバスの写真

そして葉の大きさは、125.5センチメートル。前回61cm+64.5cm。

オニバスの写真

8月10日の小太郎。

オニバスの写真

8月7日の三郎。

オニバスの写真

そして葉の大きさは、72センチメートル。前回26cm+46cm。

オニバスの写真

8月10日の三郎。

オニバスの写真

8月7日の四郎。

オニバスの写真

そして葉の大きさは、123.5センチメートル。前回72cm+51.5cm。

オニバスの写真

8月10日の四郎。

オニバスの写真

8月7日の五助。

オニバスの写真

そして葉の大きさは、75センチメートル。前回45cm+30cm。

オニバスの写真

8月10日の五助。

オニバスの写真

8月7日の007。

オニバスの写真

そして葉の大きさは、94.5センチメートル。前回44cm+50.5cm。

オニバスの写真

8月10日の007。

オニバスの写真

8月7日の004。

オニバスの写真

そして葉の大きさは、87センチメートル。前回27cm+60cm。

オニバスの写真

8月10日の004。

オニバスの写真

8月7日の005。

オニバスの写真

そして葉の大きさは、109センチメートル。前回45cm+64cm。

オニバスの写真

8月10日の005。

オニバスの写真

8月7日の009。

オニバスの写真

そして葉の大きさは、96センチメートル。前回39cm+57cm。

オニバスの写真

8月10日の009。

オニバスの写真

8月7日の010。

オニバスの写真

そして葉の大きさは、101.5センチメートル。前回35cm+66.5cm。

オニバスの写真

8月10日の010。

ちなみに前回計測日時は7月16日で今回8月7日まで22日経過しています。

バックヤードの人たち
オニバスの写真

8月7日の六助、Two。

オニバスの写真

8月10日の六助、Two。

オニバスの写真

8月7日の001、002。

オニバスの写真

8月10日の001、002。

閑話 2021-08-10

キンイロエビグモの写真

キンイロエビグモの色白美人。

ここまで白いと好きにならずにはいられないのではないでしょうか。

ハンカチの木の実の写真

ハンカチノキの実が落ちていました。

柄の付け根が曲がったままです。あえて曲げる理由が興味深いですね。

令和3年8月6日

オニバスたち

オニバス池の面々
オニバスの写真

8月3日の大ちゃん。

オニバスの写真

8月5日の大ちゃん。

オニバスの写真

8月6日の大ちゃん。

オニバスの写真

8月3日の小太郎。

オニバスの写真

8月5日の小太郎。

オニバスの写真

8月6日の小太郎。

オニバスの写真

8月3日の三郎。

オニバスの写真

8月5日の三郎。

オニバスの写真

8月6日の三郎。

オニバスの写真

8月3日の四郎。

オニバスの写真

8月5日の四郎。

オニバスの写真

8月6日の四郎。

オニバスの写真

8月3日の五助。

オニバスの写真

8月5日の五助。

オニバスの写真

8月6日の五助。

オニバスの写真

8月3日の007。

オニバスの写真

8月5日の007。

オニバスの写真

8月6日の007。

オニバスの写真

8月3日の004。

オニバスの写真

8月5日の004。

オニバスの写真

8月6日の004。

オニバスの写真

8月3日の005。

オニバスの写真

8月5日の005。

オニバスの写真

8月6日の005。

オニバスの写真

8月3日の009。

オニバスの写真

8月5日の009。

オニバスの写真

8月6日の009。

オニバスの写真

8月3日の010。

オニバスの写真

8月5日の010。

オニバスの写真

8月6日の010。

熱帯スイレンの写真

010のポットに同居している熱帯スイレンがピンクの花を咲かせていました。

バックヤードの人たち
オニバスの写真

8月3日の六助、Two。

オニバスの写真

8月5日の六助、Two。

オニバスの写真

8月6日の六助、Two。

オニバスの写真

8月3日、Twoが開放花を咲かせていました。

オニバスの写真

8月3日の001,002。

オニバスの写真

8月5日の001,002。

オニバスの写真

8月6日の001,002。

外界の仲間たち
オニバスの写真

8月3日のミドルポンド1世。

全ての葉を食いちぎられてしまいました。トゲで武装しても食べられてしまうようです。

閑話 2021-08-06

オオミズアオの写真

オオミズアオのBodyです。女性作業員の方が見つけてとっておいてくれました。幅が10センチメートル前後の大きな蛾です。ポケモン剣盾というゲームに出てくるモスノウというポケモンの元になっていると言われているようです。

オオミズアオの写真

オオミズアオ後翅の眼状紋。目に見えます。

オオミズアオの写真

オオミズアオ前翅の眼状紋。こちらも目に見えます。

ヤゴの写真

オニバス池にいるヤゴ。何蜻蛉でしょうか。

ヤゴの写真

こちらもオニバス池にいるヤゴ。何蜻蛉でしょう。

エビの写真

エビ。何エビが分かりませんが、オニバス池にいます。

ホオノキの実の写真

薬草園のホオノキに実がなっています。

まだ、青く未熟な段階です。一見するとどこか南国のフルーツのように見えなくもないかも。

ヘクソカズラの花の写真

ヘクソカズラの花が咲いていました。

とっても綺麗で魅力的に見えますが、触らない方が良いでしょう。あの匂いに襲われたくなければ。

花の見頃情報もご覧ください。

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