絶滅危惧種「オニバス」の保護活動について(令和3年4-5月)
未来へ残そう!飛山池のオニバス
日本産オニバスは、「レッドデータブックあいち2015」で絶滅危惧1.A類(ごく近い将来における絶滅の危険性が極めて高い種)、国のレッドデータブックでも絶滅危惧2.類(絶滅の危険が増大している種)とランク付けされるなど、愛知県だけでなく全国的に自生地が激減し絶滅が危惧されています。
愛知県では、以前は各地で野生種と栽培種の生存が確認されていましたが、近年では減少しています。東浦町では於大公園による保全活動の成果もあり、2014年に飛山池でオニバスの生育を確認しました。
2012年にはオニバスの生息記録が残る名古屋城の外堀で生育が確認されるなど、愛知県内では少しずつではありますが回復に向かっています。今後も東浦町は、於大公園内での生息域外保全や小学校等との連携により、オニバスの保全活動を進めていきます。
オニバス池は於大公園沿道北方面に位置し、370平方メートル、外周75.6メートルの池です。
オニバス 2021
絶滅危惧種「オニバス」の保護活動について(令和3年10月-3月)
絶滅危惧種「オニバス」の保護活動について(令和3年8-9月)
絶滅危惧種「オニバス」の保護活動について(令和3年6-7月)
令和3年5月29日
大ちゃん。トゲトゲ葉2nd開き始めました。裏側のトゲが細くて長くて鋭そうです。
小太郎。トゲトゲ葉2ndちょっとだけ開いています。刺に藻が引っかかって縛られているように見えますが、大丈夫でしょうか。
三郎。トゲトゲ葉1st開き始めました。なんとなく刺が可愛いような。
四郎。トゲトゲ葉1stかなり開いています。三郎を追越してしまいましたね。
五助。着実に葉の数を増やしてきています。
六助。五助とほとんど同じステージです、今のところ。
007。まだ、昨日と様子は変わりません。
001。根っこが溢れています。でも、葉っぱは小さいままです。
002。根っこは暴れていません。葉っぱは小ぶりです。それはそうと、写真の手前に第2葉らしき葉っぱが見えています。これ、002のものではないような気がします。この後の展開が気になりますね。
003。根っこが暴れ始めています。先般植え替えた007を同じくらいの葉っぱの持ち主です。
004。00ナンバーの株たちの中で最もよく育っている株です。ですが、それほど根っこは溢れていません。
005。00ナンバーの中では004と一二を争う優良株です。こちらは004より根っこが溢れているようです。
08。復活が始まったばかりでまだ全体に小さいです。
009。藻が多くてよく見えませんが、それほど根っこが溢れているようには見えません。
010。こちらも藻が多くてよく見えませんが、009よりいっぱい外に出てるように見えます。
令和3年5月28日
大ちゃんの赤い葉っぱはトゲありの葉っぱでした。25日の時点では色にばかり気がいっていて気がつきませんでした。
小太郎くんも25日の時点で持ってました。
さらに大ちゃんは次のトゲつき葉っぱを出してきています。
もちろん小太郎くんの2枚目トゲトゲも準備万端です。
三郎くんも持っていました。まだ1枚目。
四郎くんだって負けていません。こちらも1枚目。
五助くんはあまり変わっていませんが、元気そうです。
六助くんも調子は悪くないです。
007の根っこが溢れかえっています。
鉢の底からも溢れてます。
大きい鉢に植え替えてみました。大ちゃんたちと同じ大きさの鉢です。
ぐんぐん大きくなってくれると良いのですが。
003、004、005も近々鉢のサイズアップをするつもりです。
閑話 2021-05-28
シジュウカラの巣立ち雛がおとうさんおかあさんの後を追って公園内を飛び回っていました。コゲラも3羽以上の個体が一緒にいましたが、こちらも親子だったのでしょうか。
水を張り始めたオニバス池にオレンジ色の綺麗な尾を持つ生き物がいっぱい泳いでいます。ホウネンエビでしょうか。
静かにたくさんいる様子が面白い生き物です。常に誰かがわしゃわしゃ泳いでいるオタマジャクシとは対照的です。
オニバス池にはショウジョウトンボもいます。
写真のような真っ赤なオスを2匹見かけました。2匹が接近するとバトルになります。でも、すぐに別れてまた巡回飛行に戻っていきます。
ところで、このショウジョウトンボ、青森県と鹿児島県ではレッドリストの指定を受けているそうです。
令和3年5月26日
オニバス池の排水口からの水漏れがかなり減ったようです。
濡れているところの様子を見ると漏れが止まったわけではないようですが、流れが見えるほどの勢いではないようです。
水を満杯まで入れてみて様子をみようと思います。
閑話 2021-05-26
数日前からブドウの花が咲いています。
ここ東浦町ではブドウ栽培が盛んで、葡萄畑がたくさんあります。そんな葡萄畑の近くを通ると突然匂いにぶつかることがあります。
果実を食べたとき感じる匂いとは全く異なる系統の良い香りで、毎年楽しみにしている香りの一つです。
ブドウは今花ですが、ビワは実が色づき始めています。
公園内某所にいるこのビワは生りたい放題なっています。そういう場合は大抵一つ一つの実は小さいですね。
巨大なクスノキ・大楠の脇を流れる川でヤマガラが水浴びをしていました。
ずぶ濡れになっています。
ここまでずぶ濡れになるものなんですね、ヤマガラは。
令和3年5月25日
大ちゃんの一番新しい葉っぱ。突然赤っぽいです。
小太郎くんも赤っぽいです。
三郎くんもです。
でも、四郎くんはそれほどでもありません。
001はもともと赤っぽい人ですが、逆に少し赤みが抜けてきたような。
002はこれまで通りです。
003も相変わらずです。
004は日に日にしっかりしてきています。
005も元気です。ただこちらも新しい葉っぱが赤っぽいです。
007もいい調子です。
死んでしまったかと思っていた008が復活してました。この後が楽しみですね。
009も赤い葉っぱが出ていました。
010もちょっと赤っぽいような。
一体何があったのでしょう。何か問題が起きているのでなければ良いのですが。
実は先日(5月22日)バックヤードで芽を出していたタネを大ちゃんたちの水槽の空きポットに植えてみていました、2株。
そのうちの一人、五助です。まだやっと4枚目の葉が出たところですが、以後お見知り置きを。
もう一人の六助です。こちらもまだ4枚目です。以後お見知り置きください。
ということで、新メンバーも加わってオニバスくんたちは元気一杯順調に成長してくれていますが、このあと暮らすはずのオニバス池の水漏れが止まりません。
今日は下の方の泥を粘土に置き換えてみました。
写真は置き換えてから数時間後の排水口の様子です。なんだか水の流れが止まったように見えます。明日の朝再び確認してみましょう。
閑話 2021-05-25
アマサギが日本に帰ってきてくれました。水を入れ始めた田んぼの中を歩いているところを見かけました。
薬草園の池の温帯スイレンが花を咲かせました。
きれいです。質感がなんとも言えません。
他に蕾もいくつか見えますので、これからしばらく楽しませてもらえそうです。
アサザでしょうか、黄色いかわいい花を咲かせていました。大池にいます。こちらも咲き始めたばかりなのでしばらく楽しめそうです。
ところで、この花がアサザなら絶滅が危惧されている種族ですね。オニバスと一緒です。
今日は、オニバス池にニホンイシガメが来ていました。こちらも数が減りつつある種族です。
5月15日にはアカミミガメが来ていました。彼女は排水口の隙間にはまり込んで動けなくなっていたので救出してあげましたが、イシガメくんはこのあとどんな行動に出てくれるのか、気になるところです。
その前に、そもそもどこから来たのでしょうか。そちらも気になるところですね。
薬草園の池で作業をしていたらアリグモが私の腕の上に降りてきてくれました。
絶滅の心配がある種族ではありませんが、いつでも会えるというほど多くもありませんので、この機会に写真を撮らせていただこうと思い、近くのベンチに降りてもらいました。左の写真は、アリの触覚のように第1脚を動かしているところです。
アリグモの名前は、アリを食べるからでもアリと一緒に行動するからでもなく、身も心もアリのようであろうとする蜘蛛だからついたもののようです。
大池の横の柵の上に、巣立ったばかりのツバメの若鳥たちが並んでいました。
一応飛べるようになったので巣からは出てきましたが、まだ、お母さんとお父さんにご飯をもらっています。この位置をほとんど動かずずっと待ってます。
ある程度近づいても逃げたりしません。とってもかわいいかったです。
令和3年5月21日
20日午後のオニバス池の水位。
21日朝のオニバス池の水位。
ちょっとしか下がっていません。でも、夜の間ずっと雨が降って水が供給されていました。降っていなければもっと下がっていたはずです。どれくらい?わかりません。もうちょっと工夫が必要ですね。
閑話 2021-05-21
薬草園の池、藻再び。
5月18日に紹介した藻が再び上がってきていました。今日は雨のせいか水が白っぽく濁っていて前回とは異なった趣が楽しめました。
令和3年5月20日
大ちゃんの一番大きい葉っぱの葉身長は12センチメートルくらいです。
小太郎くんは11センチメートルくらい。
三郎くんは9センチメートルくらい。
四郎くんも9センチメートルくらい。三郎くんとほとんど同じですね。
001は2センチメートルくらい。
002は2.5センチメートルくらい。
003は2センチメートルとちょっと。形が整っていたらもう少し数字が大きかったかもしれません。
004は6センチメートル弱。
005も6センチメートル弱。
007は5センチメートルくらい。
009は4.5センチメートルくらい。
010は2センチメートル強。ただ、色が乗ってきていません。
オニバスの苗たちはまずまず順調に生育しています。
が、オニバス池のほうはなかなかうまく水が止められません。早く何とかしないと生長著しい大ちゃんたちに怒られそうです。
で、今日の池の様子を以下に記します。
オニバス池の水位は10センチメートルほど下がっており、結構な勢いで排水口を水が流れています。
水を止める土嚢と支えの板との間に見えている隙間に水に溶いた土を流し込んでみました。
流れの勢いがかなり弱くなりました。このまま止まってくれると良いのですが。明日の朝確認してみましょう。
閑話 2021-05-20
昨日自宅近くでホトトギスの雄の鳴き声を聞きました。今シーズン初です。ようこそおかえりなさい、ですね。
今日はオニバス池で作業をしていたらコジュケイの声を聞きました、しかも2羽同時に。こちらは春先からチョイチョイ鳴いています。
マレットゴルフの17番ホールにいるエノキにサルノコシカケの仲間が出ています。
3枚の写真に写っているキノコは皆同じ種類の年齢違いだと思います。
特に、3枚目の株はもう何年もここにいる古参のようです。その古株さんの形が崩れているのは、時々誰かに折り取られているからです。公園内の生き物は傷つけないようにしましょう。
令和3年5月19日
オニバス池に水をほぼ満々入れてみました。
オニバス池排水口を流れる水の勢いは18日に比べて明らかに増したようです。このまま明日まで置いておいてどのくらい水位が下がるのか見てみます。水の減り方があまりにも多いようだと、堰の作り直しです。ふぅ〜。
閑話 2021-05-19
キクラゲ・・・のようなキノコ再び。
クリタケ・・・のようなキノコ再び。
このところの気温と湿度が彼女たちのやる気をそそっているのでしょうか。
令和3年5月18日
今日の大ちゃんと三郎くん。15日と比べるとそれぞれ1枚ずつ葉が増えています。
今日の小太郎くん。こちらも1枚増えました。
今日の四郎君。こちらも増えています。調子が出てきたようです。
001。1枚増えました。
002。1枚増えました。
003。停滞してます。でも、色が濃くなってきたような。
004。1枚増えました。
005。増えつつあります。
007。あまり変化がありません。
009。勢いが良くなってきているような。
010。1枚増えました。でも、色が薄いままです。
006と008は葉っぱがなくなっていました。ダメだったようです。
15日にオニバス池の排水口の止水をやり直して、今日水を入れてみました。半分くらいまで入りました。
14日と比べるとオニバス池排水口の水面が静かです。成功でしょうか。明日以降さらに水を入れて様子をみたいと思います。
閑話 2021-05-18
順調に水位が上昇しているオニバス池。カルガモが来ました、2羽で仲良く連れ立って。デート中にちょっと立ち寄ってくれたのでしょうか。
下手の中池にはアオサギが来ていました。こちらは、1羽で魚を捕っていました。オニバス池にはまだ魚はいないので、アオサギさんの関心がオニバス池に向かうことはしばらくなさそうです。
久しぶりの長命草君です。本葉も出てしっかりしてきました。花壇デビューが楽しみです。
オニバス池の中の縁にいたコオニタビラコの花です。こちらはこの後水没してしまいました。
コバノズイナが良い香りの花を咲かせています。この花、香りの強さが変化するようです。どのような条件の時にそうなるのかわかりませんが、近くを通り過ぎるだけでふんわりとその香りに包まれることがあります。そうかと思うと、花に鼻を近づけないと匂わないこともあります。
薬草園の池に藻が涌いていました。何かの記号のように見えなくもない、不思議な形を形成していました。いつもは沈んでいるのですが、何かのきっかけで浮いてくることがあります。水温?光量?いったいどんな条件の時に浮いてくるのでしょうか。
ハンカチノキに実ができています。
なんか曲がっています。この実だけではなくみんな曲がってついています。
花のつき方も変わっていますが、実のつき方もユニークです。そういえば、変わった匂いもまだ続いています。匂いの出所は葉っぱなのでしょうね。
令和3年5月15日
今日の大ちゃんと三郎くん。
今日の小太郎くん。
今日の四郎君。
001
002
003
004
005
006
007
008
009
010
006と008はダメかもしれません。
閑話 2021-05-15
水を入れ始めたオニバス池、今日は、アカミミガメが来ました。
全然汚れていません。下手の大池にいる亀は皆黒ずんでいますので、元大池の住人ではなさそうです。上手に池はありません。
いったい今までどこで暮らしていたのでしょう。
於大公園内でツバメが子育てしています。
雛たちの顔はまだほとんど見えません。生まれたばかりでしょうか。
令和3年5月14日
今日の大ちゃんと三郎くん。
葉っぱがいっぱいで、どれが誰の葉だか分からなくなってきました。しかもサイズアップもしています。
元気いっぱい、頼もしいかぎりです。(ただ、写真の左下の葉は、小太郎君のものですけど)
今日の小太郎くん。こちらも葉数が増えてきました。頼もしいです。
今日の四郎君。ぼちぼちですね。
002です。
003です。
004です。
005です。
004が最も早くしっかり育っています。
002と005も葉の数が004に及びませんが、色艶は負けてません。
003や今回写真を載せていない株たちは勢いがありません。この後どうなるのか、気になるところです。
オニバス池に水を入れてみました。
でも、塞いだはずの排水口から水が流れ出ています。やり直しです。ふぅ〜。
閑話 2021-05-14
オニバス池に水を入れ始めて2時間ほど経った時点で、ヌマガエルを見つけました。どこから出てきたのでしょう。
アメンボも1匹見かけました。下の中池あたりから飛んできたのでしょうか。水の上にしかいないようなイメージのアメンボ君、実はケッコウ飛んでるやつなのかも。
ところで、水が入った途端元気に動き始めるものたちもいますが、これまで乾いていたところが突然水没することで、多くの生き物が大慌てで退避を始めます。でも、たとえばミミズはほとんど助からないようです。アリの巣もどうなってしまうのか。
ハシボソガラスもやってきました。
ターゲットは、水を得て元気になったカエルでしょうか。
それとも、水に飲まれて慌てて出てきたミミズたちでしょうか。
タニシです。おそらくヒメタニシ。
001たちを入れている水槽のお掃除をお願いすることにしました。
今のところ1匹しかいませんが、いつの間にかいっぱいになっているかもしれません。
そうなると、オニバスの葉や茎も食べてしまうかもしれませんが、藻が増えてきてしまったのでお願いすることにしました。
クワの実が色づいてきました。
この実、ムクドリが大好きなやつですね。そのうち大宴会が始まるかもしれません。
令和3年5月8日
今日の大ちゃんと三郎くん。
今日の小太郎くん。
今日の四郎くん。
003です。
004です。
005です。
令和3年5月7日
003が4枚目の葉を出していました。
004も4枚目を伸ばしてきました。
選ばれし10人のメンバーも徐々に動き出してきたようです。
ただ、ひ弱な感じですね。四郎君の4枚目の葉っぱと比べるとその差は歴然としています。
今後に期待したいところです。
閑話 2021-05-07
クスノキの花が咲き始めたようです。時々ふと香ってきます。好みが分かれるところでしょうが、私は好きな香りです。
昨日ご紹介した黄色いキノコの今日の様子。色が変わってきて、ちょっと萎びてきたように見えます。
もう一つのキクラゲ風のキノコもしなびていました。
令和3年5月6日
今日の大ちゃんと三郎くん。
今日の小太郎くん。
今日の四郎くん。
閑話 2021-05-06
今日、今年初の蚊を見ました。もう出てきてしまったんですね。
”アシダカグモが2~3匹いれば半年ほどでその家のゴキブリを駆逐してしまい、餌となるゴキブリを求めてまた別の家へと移動する”と言われているアシダカグモです。
写真の個体はまだ子供です。
これからの活躍に期待したいところですね。
アオオビハエトリ。
名前の由来となったブルーのサイドラインとつぶらな瞳がチャームポイントです。
5月5日に紹介したキノコです。大きくなっていました。見た目はとてもきれいな黄色です。クリタケに似ているように見えます。でも、猛毒のニガクリタケかもしれません。食べたりせずに見ているだけなら毒の有る無しはどちらでも良いことですね。
近くに別のキノコがいました。不思議な透明感とヒダヒダが面白いキノコです。
キクラゲに似ているように見えます。
食べたりはしません。見てるだけ。
アカミミガメの赤ちゃん。孵化後数時間といったところでしょうか。マレットゴルフ・ホールNo.15からNo.16に移動するルート上にいました。
これくらいの個体にはまだ可愛さがありますね。
ところでここは山の中。水場は近くになさそうです。一体どこで孵化したのでしょうか。
今日の長命草君。
この後、ポットに植え替えてもらっていました。飛び出していた根っこも土に入れてもらいました。一安心ですね。
令和3年5月5日
今日の大ちゃんと三郎。着実に葉の数が増えています。
今日の小太郎。こちらも負けてはいません。
この子は007です。ちゃんと根っこが土に潜っています。
大ちゃんや小太郎たちとは違う鉢にオニバスの芽が出ていました。四郎君誕生ですね。でも、私はここに種を播いていません。ということは、この人は土の中に自然に混ざっていた種が発芽したもの、ということでしょう。この後の生長が楽しみです。
閑話 2021-05-05
ゴールデンウィーク最終日。お天気は雨。下蛭藻池のハシビロガモたちは北の地に向かって旅立って行ったようです。
今日の長命草君。昨日とあまり違った様子はありません。オニバス君たちと同じ温室にいますが、こちらは毎日のように葉芽が出てきたりはしないようです。
エゴノキの花が咲き始めました。今日のようなお天気だと光がよく回ってとてもきれいですね。
5月5日の様子
4月24日に紹介したアマドコロの花が萎んでいました。きれいに並んだままみんなで一斉に萎れている姿には心を付くものがあります。
キノコが出ていました。雨が似合います。
令和3年5月4日
温室で栽培中のオニバスの株たちに便宜上の名前をつけます。初めに植えつけた2株のうちの大きい方を’大ちゃん’と呼びます。小さい方を’小太郎’と呼びます。3番目にタネから出てきた株を’三郎’と呼びます。
で、この写真には大ちゃんと三郎が写っています。大ちゃんは6枚目が順調に伸びています。三郎には4枚目の丸い葉が出てきました。
小太郎の5枚目もしっかりしてきました。そして、6枚目が出てきました。
4月30日に植え付けた10株のうちのひとつ。
根が土の中に向かっています。生きる気満々です。頑張って欲しいですね。
ところで、こちらも名前をつけました。001から010です。ちなみに、写真の個体は’001’です。
閑話 2021-05-04
センダイムシクイの声がしていました。今年も子育てのために日本に帰ってきてくれたようです。
ところで、於大公園は通過地点?それともここで子育てするのでしょうか。
ミノウスバの終齢幼虫がモミジの樹から糸を使って降りてきました。
「イモムシハンドブック」の中の記述によると”食物はマサキ、ニシキギ、マユミなど(ニシキギ科)”となっています。口に合わないモミジにはいられなかったのでしょうか。
というか、そもそもなぜモミジにいたのでしょう。
トンボ池(薬草園の池)に水の上を走る蜘蛛がいます。名前はわかりません。ハシリグモの仲間ではないかと思っています。
5月4日の長命草君の様子。
5月1日の状態とほとんど変わりませんが、本葉の元が出てきました。
令和3年5月1日
温室の大きい株は5月1日の時点で、6枚目の葉の準備ができています。
小さい株は5枚目が上がってきました。
ところで、大きい株のすぐ隣にいつの間にか一株出てきていました。しかもすでに3枚目が出ています。
この株は発芽していないタネを埋めておいたものです。つまり、発芽した時点で既に土と外の明るい日の光を得ています。
その影響でしょうか、他の2つの株よりしっかりした3枚目です(すぐ下に写っている大きい株の3枚目と比べると違いがよくわかると思います)。
今後に期待してしまいますね。
4月30日に土に植え付けたものです。
前掲の3人に比べると細くて弱々しいですね。
こちらは、ちゃんと育ってくれるかとても心配です。
閑話 2021-05-01
つんのめって生えてきた長命草君、5月1日時点の写真です。
日に日にしっかりしてきているように見えます。隣の普通に発芽した株と比べても葉の大きさや色艶に遜色はありません。ただ、つんのめっている感はなくなりませんね。
令和3年4月30日
温室で栽培中の大きいほうの株から5枚目の葉が出てきました。順調に生長してくれています。
小さいほうの株も4枚目の葉が出てきました。出だし遅れた感じでしたが、ここにきて生長速度が上がってきたように見えます。楽しみですね。
今年は発芽率がとても高いです。その中から選ばれし10人です。ちょっと細長く、色白ですが、この後どうなるか興味深いところです。
その10株を鉢に植えました。しっかり根を張って生長してくれることを期待したいです。
閑話 2021-04-30
園内では、シジュウカラが盛んにさえずっています。メジロ、ウグイス、カワラヒワもよく鳴いています。
ツグミ、シロハラ、アオジはいつの間にか北に旅立ってしまいました。
その代わり、キビタキが戻ってきてくれました。園内のそこここでさえずり始めています。
ハンカチノキの花です。中の白いウニみたいな部分が。変わった?匂いがします。柑橘系の香りも混ざっているような。いずれにしても、好き嫌いが分かれるにおいでしょう。
シイノキの花が咲き始めました。知っている人は知っている、例のあの匂いです。こちらは、好きという人があまりいないかもしれませんね。
オニバスの苗を置いている温室の外に網を張るチュウガタシロカネグモです。
水滴をまとってキレイです。
が、前脚を下に垂らして気怠そうです。
雨で獲物が少ないからでしょうか。
令和3年4月28日
閑話 2021-04-28
公園内の下蛭藻池では、ハシビロガモがまだ残っています。
昨日からカイツブリも姿を見せてくれています。しかも、2羽。カップルでしょうか。子育てするのでしょうか。気になるところです。
4月24日の長命草
4月28日の長命草
温室でつんのめって発芽していた長命草君、頑張っています。
24日の時点で、葉っぱを出そうともがいているように見えますが、まだつんのめっています。
28日の時点では、葉っぱを出すことに成功しています。
そして、ちゃんと上を向いています。
今後の展開が気になるところです。
令和3年4月24日
温室で栽培を始めた2本のうちの一つに丸い葉っぱが出ていました。順調そうで何よりです。
オニバス用のマスを2か所埋め戻しました。
さらに2つ埋め戻しました。
さらに2つで完了です。
オニバス池の準備が着々と進んでいます。3日かけてマスの外に出してあった土を中に戻しました。
閑話 2021-04-24
つんのめって生えてきた長命草、双葉を出そうと頑張っています。ただ、足場が悪いせいなのか、手間取っているように見えますね。
薬草園の通路わきのタツナミソウです。見ごろを迎えています。
薬草園にはアマドコロもいます。こちらも見ごろを迎えています。
そのアマドコロ、低い位置でみんな下を向いているので中を見る機会がありません。ということで、カメラを下から上に向けて花の中を覗いてみました。
桜桃 Before
桜桃 After
セイヨウミザクラの実が、おとといの時点ではまだたくさん残っていました。
でも、その翌日にはもうほとんど残っていませんでした。
鳥さんたちの見立てでは、昨日食べごろだったということですね。
薬草池にマツモムシがいます。たくさんいます。みんな背泳ぎをしています。
オニバス池の近くのヒトツバタゴの幹の上をエノキワタアブラムシが歩いていました。すぐ隣のエノキの幹ではなく。もしかしたら、エノキの枝で足を踏み外してヒトツバタゴの上に落ちてきてしまったとか。
令和3年4月22日
2021年(令和3年)のオニバス栽培を開始しました。
草刈前の様子
草刈後の様子
池の準備開始、まずは草刈です。
左の写真のように草がいっぱいだったところが、右の写真のようにさっぱりしました。
例年に比べて早めの植え付けです。発芽自体が早目でした。この後無事に育ってくれることを願っています。
閑話 2021-04-22
変わった体勢で発芽した長命草の種。温室で栽培中。そのうち薬草園でお目にかかれるでしょう。
ゼンマイの胞子葉。緑の部分に胞子がいっぱい。
ヤマツツジの花がきれいです。大きなクスノキの向かい側、楚々と咲いています。
梅見の丘でウメの実が大きくなっています。実のついてない木もあります。探してみてはいかがでしょう。
写真のどこかにヒシバッタの仲間が写っています。
写真の真ん中にゴミグモが写っています。
後姿はマミジロハエトリのよう。でも、前から見るとネコハエトリ。
脱皮前の幼虫から、完全体の成虫まで4つのステージがそろい踏み。色と形の変化をお楽しみください(抜け殻のおまけつき)。彼女の名前はヨコヅナサシガメ。刺されるといけないので、触らないでください。
令和2年 オニバスの様子
2020年の見頃は、葉・・・8月7日頃~8月29日頃、 花・・・8月21日頃~9月12日頃でした。
花の見頃情報もご覧ください。
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更新日:2022年03月15日